久々の解説コーナーです(。・∀・。)
今回は「発達障害の人は自分の身なりに無頓着?」というテーマで解説したいと思います。
発達障害や自閉症スペクトラム(ASD)の人の一部には、服装・ファッションに関することに苦手さを感じている人、そもそも必要性を感じていない人などもいます。「オシャレに関心ないのかな?」
「似たような服ばかり着ている気がする?」
「いつも同じヨレヨレのジャージ?」
「そのリュックずいぶんと年季が入ってない?」
…と周囲から不思議に思われるだけだと良いのですが、社会との関わりのある場面で、
場に合わない服装であったり、年齢に合っていないような服装だったり、清潔感がなかったりすると、周囲から奇異な目で見られることも少なくありません。
もちろん、全ての発達障害の人が服装や身だしなみに無頓着というわけではありません。
ですが、こういったことが苦手・・・というか、ぺぇさん含め、意識を向けにくい人もいます。
毎度のことですが、その人の特性、事情や背景によって、いろんな理由はありますが、ぺぇさんが思いつくものをいくつか上げておきますね(。・∀・。)
①強い「同一性保持」の傾向
自閉症スペクトラムの方は、この「同一性保持」が強く、いつもと同じでなければ不安に感じたり、気分が落ち着かなくなります。日常の生活で融通が利かないものは「こだわり」といわれますね。人によって様々ですが、例えば物の位置であったり、通る道であったり、◯時に〜するといったものや、今回のテーマの「着るもの」であったりもします。自閉症スペクトラムの人が「大きな変化」を好まないと言われる大きな要因がこの「同一性保持」です。
ぺぇさんも、自閉的傾向が強いので「◯時のいつもの電車に乗れないと不安で一杯になる」など、いくつかあります。(´>∀<`)ゝ
自閉症スペクトラムの子どもには、「同じ服しか着ない」「同じ靴しか履かない」という「こだわり」を見せる子もいますね。
また、「同一性保持」に関して、これが強いと必然的に「同じものを長く使う」ことが多くなります。
ぺぇさんも「靴」は妻に指摘されるまで捨てることはありません(´>∀<`)ゝだいたいは、靴に穴が空いているのをバレて「捨てなさい」と言われますねw少々、服なんかは傷んでいても気にせず着ています………妻から言われるまではw
※人によって「こだわり」という用語・表現にはかなり幅があります。
例えば自閉症児の偏食なんかを含む人もいます。結果的に「同一性保持」で同じ食べ物のを食べないと「不安」で続けるケースというのもありますが、偏食の要因には「様々な自閉症特有の感覚」の影響が大きいので、僕は使い分けが必要かなと思います。
②「メタ認知」の弱さ
③「視知覚の特性」
このことは、ぺぇさんも当てはまります。(´>∀<`)ゝ
鏡を見ても、自分の正面しか見ていないので、そこしか寝癖を直せませんwww
そのため、妻から「その頭で仕事行くの!?」とツッコまれることもしばしばです・・・ですが当のぺぇさんは「ちゃんと直したよ(゚∀゚)」と自信満々です。
・・・いつも後ろ頭の毛がハネているぺぇさんですw
発達障害の人はの中には「何となく全体しか見ていない」「細部しか見ていない」というタイプがいます。両極ですが、どっちに特性が振れても、例えばヒゲの剃り残しなんかが発生しますw・・・女性のことはあまり分かりませんが、お化粧なんかに影響ありそうですね。
この辺は経験を重ねることで、多少カバーできる部分ではありますね。
④「その他」
「特定の色がすき」「細部を気に入っているので、全体のバランスはおかまいなし」「合理性を求め過ぎていて、オシャレを排除している」「まわりに興味がないので流行に興味ない」「他のことにお金を使いたい」…などなどでしょうか。あと、ぺぇさんのように
「自分」が
「人付き合いのために最低限のオシャレ・清潔感のある服装をしなければならない」ということに
そもそも気づいていないパターン!!もあります
(´>∀<`)ゝ
(妻から教えてもらって最近気をつけています)
…もしかすると多いのかもしれませんねw
ぺぇさんは妻に「どうして?」「なんで?」を連発しながらも、社会のルールを教えてもらい、服装・身だしなみの重要性を教えてもらいましたw
時々、納得できない社会のルールにも出くわしますが、
妻から「そういうもんなの!!いいの!!ヽ(`Д´)ノ」と教えられることもありますw
「こういう場面ではこういうルールがある」であったり、「ヒゲのそりのこしは不潔に思われるよ」などなど、発達障害の自分ではきづかない「へぇ〜(´・ω・`)」という部分を教えてもらったことが大きなポイントであったと思います。
まとめ
「発達障害の人は自分の身なりに無頓着?」ということに対して、本人だけの力では難しいケースがある…ということを知っていただければ幸いです。特に「こだわり」を抱いてなければ、身近な人の力を借りることで少しずつ意識が向かうようになることもあります。
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