tag:blogger.com,1999:blog-62466069363065032642024-02-08T14:27:04.932+09:00うちのぺぇさん 〜自閉症・発達障害エピソードと解説〜障害のある子どもへの教育・支援が専門のぺぇさんが、自身が発達障害の診断を受けたのを機会にスタートしたブログです。自閉症や発達障害エピソードを紹介したり、研究などを解説していきます。障害の理解に繋がったり、悩みのある方へのヒントになったりすれば幸いです。
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.comBlogger91125tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-14019256923177675512018-05-16T21:25:00.001+09:002018-05-16T21:25:33.245+09:00【解説】発達障害と聴覚情報処理障害(APD)について<h2>
今回は発達障害とと聴覚情報処理障害(APD)について</h2>
<h3>
聞いているの聴こえない…発達障害と「聴こえ」</h3>
<div>
発達障害の人は『コミュニケーションが苦手』というのが一般的ですが、今回はそれをもっとピンポイントに絞って、「聴こえ」(聞くこと)について、最近、ぺぇさんが勉強している<b>聴覚情報処理障害(APD)</b>について取り上げたいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
たまたまネットの記事かニュースで「聴覚情報処理障害(APD)」についての紹介を目にしたぺぇさん…</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b>・・・(´・ω・`)あれ?これ自分のことかな?</b></span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
と思い、「聴覚情報処理障害(APD)」について少し勉強してみることにしました。</div>
<div>
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b></div>
<div>
<b style="background-color: #fff2cc;"> ぺぇさんは聴覚・音声言語医学が専門ではないので曖昧な点や不明確な点があるかと思います。興味をもたれた方は、ご自身で一度調べてみてください。</b></div>
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<br /></div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7AkrzsPGjkYUtG1PKP0EQBa3uCDCD21B20orm9-CvDSWcSSKOeN2doYm3lybZJtxjANewd7RJa2Ve6zbbnJcWI3Z8D4vbrb6QZwndY648oTZdieRrqbO55D6yU0AA7Hn2NwSL9mfyxiA/s1600/hanashiai_wakaranai_woman.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="745" data-original-width="800" height="186" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7AkrzsPGjkYUtG1PKP0EQBa3uCDCD21B20orm9-CvDSWcSSKOeN2doYm3lybZJtxjANewd7RJa2Ve6zbbnJcWI3Z8D4vbrb6QZwndY648oTZdieRrqbO55D6yU0AA7Hn2NwSL9mfyxiA/s200/hanashiai_wakaranai_woman.png" width="200" /></a></div>
<br /></div>
<h3>
「聴覚情報処理障害(APD)とは</h3>
<div>
<h4>
症状</h4>
具体な症状としては、<b style="background-color: #fff2cc;">「聞き返しが多い」「聞き誤りが多い」「雑音はある場では聞き取りが難しい」など</b>があげられるそうです。<br />
<br />
<br />
これだけだと「難聴とは違うの?」と質問がありそうですが、難聴には感音性と伝音性がありますが、これらは検査において原因の特定が可能ですが聴覚情報処理障害(APD)の原因はまだまだ確立したものではありません。どうも外国では感音性・伝音性難聴に加えた大きな難聴のカテゴリーとしての位置付けの動きもあるみたいです。<br />
<br /></div>
<div>
<h4>
定義</h4>
<div>
ぺぇさんの調べだ範囲だと、<span style="color: blue;"><b><u>広義として</u></b></span><span style="color: #b45f06;"><b><u>「一般的な聴覚検査では正常な聴力ではあるが、聞き取り難さがある症状」です。</u></b></span><br />
<span style="color: #b45f06;"><b><u><br /></u></b></span></div>
<div>
わざわざ定義に「広義」と前置きしたのは、「聴覚情報処理障害」の定義は現在も議論が続いているようです。日本より外国の方が議論が活発なようで、各国でもいろいろと定義が違うようです。日本では最近注目されるようになってきたようで、あまりはっきりとした定義が見当たりませんでした。<br />
<br />
聴覚情報処理障害(APD)は中枢性の聴覚障害と考えられていた時期があったため、以前は「Central Auditory Processing Disorder(CAPD)」と呼ばれていましたが、「中枢」の問題が明確でない事例も多いため『C』がとれて「APD」となった経緯があります。<br />
<br />
<h3>
発達障害との関連</h3>
発達障害との関連が随分と難解…というかあんまりハッキリ書いてない…。゚(゚´Д`゚)゚。<br />
<br />
ぺぇさんの調べた限りですがAPDの定義(これも曖昧ですが…)それ自体には、どうも発達障害は含まれないようですね。分けて考えているみたい。<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><b><u>ただAPDの症状が、発達障害の人の症状とよく似ているという指摘は多いみたいですね。</u></b></span>(※注意:APDだったら発達障害というわけではないです。)<br />
<span style="font-family: ryuminpr5;"> APDのメカニズムは不明確ながらも、先にあげた中枢性だけでなく、発達障害にみられるような認知面の偏りが要因ではないかという議論もあるようです。</span><br />
<div class="page" title="Page 1">
<div class="layoutArea">
<div class="column">
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> 小渕(2015)によると、<b>APD症状の「</b></span><span style="font-family: "ryuminpr5";"><b>背景要因の半数以上は自閉症スペクトラム(ASD) や注意欠陥多動性障害(ADHD/ADD)などの発達障害」</b>であり、APDの評価には聴覚検査だけでなく、発達検査など多角的な視点と評価が必要であることが述べられています。</span><br />
<br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> 上記の点からしても、<span style="color: blue;"><b>発達障害のある人は、聴こえに関して困難さを感じている人が一定数いる</b></span>ことがわかりますね。</span><br />
<br /></div>
</div>
</div>
</div>
</div>
<h3>
ぺぇさんは聴覚情報処理障害(APD)…なのか???</h3>
<h4>
ぺぇさんの自覚症状</h4>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> ぺぇさんも聴覚よりも視覚有意なタイプなため、音声言語での入力は弱いと自負しています。</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";">(そして入力よりも音声言語でのアウトプットは入力よりもさらに弱いという残念さ…。</span><span style="font-family: "ryuminpr5";">ただ発達検査を受けた限りでは聴覚的ワーキングメモリーの力は他の人の平均より高いという不思議w</span><span style="font-family: "ryuminpr5";">)</span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyf4OmM12fpBA4uUpVQ5r2XnCsxfXitruB1-IgcXjebkp4E-cJayaJGucRkQ2Ui2Vhxfitbekk4EY2_Od7tieLvofEBF1_2yIczPwAj_h7w9piJEyvTwnvh4dhX_D1TLq4kpjHTRJI388/s1600/phone_kurodenwa_call.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="610" data-original-width="800" height="152" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyf4OmM12fpBA4uUpVQ5r2XnCsxfXitruB1-IgcXjebkp4E-cJayaJGucRkQ2Ui2Vhxfitbekk4EY2_Od7tieLvofEBF1_2yIczPwAj_h7w9piJEyvTwnvh4dhX_D1TLq4kpjHTRJI388/s200/phone_kurodenwa_call.png" width="200" /></a></div>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> 以前の記事にも書いたのですが、ぺぇさんは電話が苦手で、電話になると<span style="color: blue;"><b><u>「音を弁別する力」</u></b></span>が極端に下がります。特に自分が聞き慣れていない人との会話になると、<span style="color: #b45f06;"><b>何を言っているのわからないことが多く、何度も聞き返す始末です</b></span></span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><span style="color: #b45f06;"><b>。゚(゚´Д`゚)゚。</b></span></span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> あと、すべてのケースではないのですが、初対面の人は何を話しているのか聞き取れないことがあります・・・。どちらかと言うと、<u><span style="color: blue;"><b>自分の「あ」と話している人の「あ」が一致しない感じですかね</b></span></u>。一連の会話として音声は聴こえてくるけど、1音ずつ切りだせない感じですね。流れて行ってしまうというか。</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> こういう時は、聞き取れた単語や目の前の状況などから会話を推測して話しています。</span><span style="font-family: "ryuminpr5";">不思議と何度かあっているうちに話していることが分かるようになりるので、自分の中でマッチングが上手くいったのだと勝手に思っています。</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> 電話にしろ会話にしろ、しっかり相手の話していることを聞こう(聴こう)と注意を向けているのにも関わらず、聞こえるけど音が弁別できないというか、内容が分からないというか、そういう感覚がよくあります。あと、<span style="color: #b45f06;"><b><u>疲れてくると単に注意力という点でなくて、音の弁別力だけでなく聴知覚全般の能力が落ちてくる感覚があります。</u></b></span></span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<br />
<h4>
<span style="font-family: "ryuminpr5";">やっぱりAPD?</span></h4>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> ただAPD症状の特徴にあるような、「雑音下</span><span style="font-family: "ryuminpr5";">」でもぺぇさんは聞こえています…。そして電話はAPDの症状としては見当たらない…。</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";">…ということは、APDではないような気もするが…、こればっかりは詳しい専門家に聞いてみないとわかりませんね(・・;)</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> う〜ん、電話に関しては苦手意識が強すぎて、ただの心因性の難聴なような気もしてきましたwそういえば、ぺぇさんの電話苦手問題は解決しないまま、日々を過ごしていますね…。(発達障害を疑った原因の一つにこの電話問題がありました)</span><br />
<h3>
まとめ</h3>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><span style="font-family: "ryuminpr5";"> 発達障害の人でADPの症状があって、「聞こうとしているのに聴こえない」というのは</span>ぺぇさんには<span style="font-family: "ryuminpr5";">よく分かります。というかAPDを知らない人でも、経験的に</span></span><span style="font-family: "ryuminpr5";">発達障害の人を支援している立場の方や、認知・発達検査を勉強されている方はそうした</span><span style="font-family: "ryuminpr5";">「聞こうとしているのに聴こえない」や</span><span style="font-family: "ryuminpr5";">「見ているけど視えていない」という症状をよくわかっているように思います。</span><br />
<br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> こうした「認知」の部分はどうも健常の方にわかってもらいにくいし、伝えるのも難しい…。ですがAPDの理解や知名度が上がれば、発達障害への理解もより深まりそうなきがします。</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<span style="font-family: "ryuminpr5";"> APDに関しては、定義やその検査方法も曖昧であるため、どうやって支援するか…までは、明確なアプローチがまだないように思います。中枢系の問題なのか、脳の高次機能・認知の問題、はたまたコミュニケーションの問題なのか・・</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";">これから研究が進んで、なにかしら効果的なアプローチが見いだされることを期待しています(^_^)/</span><br />
<span style="font-family: "ryuminpr5";"><br /></span>
<br />
<h3>
関連記事</h3>
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今回の記事に関連したものへのリンクです。よければ見ていってください。</div>
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・ぺぇさんの視えない</div>
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<span style="color: blue;"><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> <a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/02/blog-post_82.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">ぺぇさんとポスト〜見てるけど視えてない〜</a></span></span></div>
<h3>
参考・引用文献</h3>
<br />
・聴覚情報処理障害(auditory processing disorders, APD)の評価と支援,小渕(2015),音声言語医学 56:301 ─ 307,2015 (第 59 回日本音声言語医学会シンポジウム:聴覚障害周辺領域の近年の動向)<br />
<br />
・聴覚情報処理障害の用語と定義に関する論争,太田・八田(2010),特別支援教育センター研究紀要,2,17―26<br />
<br />
・聴覚情報処理障害(APD)に ついて,福島・川崎(2008),音声言語医学49:1−6<br />
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<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-60445192037482418462018-05-11T21:31:00.002+09:002018-05-11T21:31:36.667+09:00ぺぇさんの自閉症傾向と同一性保持【食へのこだわり?自覚している症状】<h2>
ぺぇさんの偏食というか、食へのこだわりについて紹介します。</h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgc01mkF34fGaNtiJS1-i_HU5Ctkw_h10hhyNZhKpyDCx9H7-vZFaN6lyfCGGVRlQZMMyQRD3E9QlaysQ1pDm2qaHaBUI1oZOS0Q6nggZRTOg031dCryvxM5EaYUgHH5e2qyscVyh4EOOc/s1600/syokuji_boy.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="779" data-original-width="800" height="194" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgc01mkF34fGaNtiJS1-i_HU5Ctkw_h10hhyNZhKpyDCx9H7-vZFaN6lyfCGGVRlQZMMyQRD3E9QlaysQ1pDm2qaHaBUI1oZOS0Q6nggZRTOg031dCryvxM5EaYUgHH5e2qyscVyh4EOOc/s200/syokuji_boy.png" width="200" /></a></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
ぺぇさんの食に関する同一性保持</h3>
ぺぇさんは基本的には食べ物の好き嫌いや強い偏食というのはありません。<br />
<br />
ただ、このブログで時々取り上げている自閉症スペクトラム(ASD)の<b>「同一性保持」</b>という特徴は、そこそこ強いので、放っておくと、毎日似たようなメニューになったり、同じものを続けて食べているということがあります。<br />
<br />
例えば、コンビニで昼食を買うときは、決まった「おにぎり」しか買わないし、朝に食べる食パンも特定のものと決まっているし、決まった銘柄のコーヒーしか買わない…という具合です(/ω\)<br />
<br />
この傾向が極端に強くなってくると「こだわり」や「偏食」ということになりますが、ぺぇさんの場合はそこまでには至らず、目的の物がなければ渋々ですが、他のもので済ますことができます。<br />
<br />
この辺が融通がきくかどうかが、自閉症スペクトラムや発達障害の人々の生き辛さにも関わってくるところかなと思います。<br />
<br />
ぺぇさんに話を戻すと、食に関して自分で自覚している点をいくつか紹介します。<br />
<h3>
ぺぇさんの食に関する特徴的な自覚症状</h3>
<h4>
(1)サラダとドレッシングの不思議な関係</h4>
<div>
自閉症スペトラムの人の中には、ごはんやおかずに「〇〇をかけて食べる」というこだわりがある人がいます。白ご飯が苦手で、ふりかけなどをかける人もいれば、おかずにケチャップをかけないと食べられない人などもいます。</div>
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</div>
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ぺぇさんは、その逆で、<b>サラダに関しては「ドレッシング」をかけない</b>という変なこだわりがあります。(お店などで、すでにドレッシングがかかった状態であれば、それはそれでそのまま食べるのですが(ー_ー;)…)</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgCGXItK31_SKqbYGkS3ecc2JYAX62d8XmzSHY61L8spQSzbbc88yNpcKGhSP5fgfYXXATqiTRrWsN_G8TuAJtqksgBwz3u9bGANvmdwPdLbXObotgiSfIeoRyuDU6sN46LXwk8vzPa4I/s1600/salad.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="471" data-original-width="540" height="174" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgCGXItK31_SKqbYGkS3ecc2JYAX62d8XmzSHY61L8spQSzbbc88yNpcKGhSP5fgfYXXATqiTRrWsN_G8TuAJtqksgBwz3u9bGANvmdwPdLbXObotgiSfIeoRyuDU6sN46LXwk8vzPa4I/s200/salad.png" width="200" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
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よく「ドレッシングをかけた方がおいしいのに!」と言われるんですけど…。理由は上述したとおり<b>「同一性保持」</b>が大きな要因と言えます。</div>
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ドレッシングがかかって、自分の予測できない味になることが嫌なんだと思います。つまりは、野菜そのままの味の方が、「安定して同じ味」だから「より安心して食べられる」ということですね(o・ω・o)</div>
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<br /></div>
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そういう意味では、先に紹介した「ケッチャップをかけて食べる自閉症スペクトラムの人」も、ケチャップをかけて見た目や味を「自分が安心して食べられる物」にしているとも言えます。</div>
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要は、ぺぇさんもケチャップの例も、「かけない」「かける」は違えども、「同じ味」(見た目も)を求めていると言えます。</div>
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<br /></div>
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<b><span style="color: #b45f06;"><u> どうしても、「かける」人の方が自閉症スペクトラムの特徴として目立ちますが、こうした「〇〇しない」パターンの人もいることをちょっと知ってもらえたらな〜と思います。</u></span></b></div>
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ちなみに、<span style="color: blue;"><u>ぺぇさんがどうしてもサラダにかけるとしたら<b>「ポン酢」</b>になります。</u></span>メーカーは違ってもだいたい似たような、予測できる味だからだと思いますwwぺぇさんは、妻から、おかずやサラダ等に 「何をかけるか?」と聞かれると90%で「ポン酢」と答えます。(残り10%は醤油か塩ですw)</div>
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<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjngeeFvO5PFXaTp6dixVEorULbOMd5E944NwjRTW6awxialXNKUkEd6hqsbsq0LT6XsIoy-72lEsurB4RdKw_niKh24KLJk3eOzEt1eMSbGmfdqXTeoN4Ugojdz9hWQ8ar7VrBzIWx7Gw/s1600/cooking_ponzu.png" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="800" data-original-width="591" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjngeeFvO5PFXaTp6dixVEorULbOMd5E944NwjRTW6awxialXNKUkEd6hqsbsq0LT6XsIoy-72lEsurB4RdKw_niKh24KLJk3eOzEt1eMSbGmfdqXTeoN4Ugojdz9hWQ8ar7VrBzIWx7Gw/s200/cooking_ponzu.png" width="147" /></a></div>
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<h4>
(2)だいたい塩焼き</h4>
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これは自分で調理すると何でも塩焼きになることが多いです。…原因は自分でもよくわかっていませんが、これもきっと「ポン酢」とおなじ理由な気がします。</div>
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(ぺぇさんの経験上、偏食のある子も「わりと塩味がきいている」食べ物を好むような気がします。子どもはフライドポテトなどなどしょっぱいもの、味の濃いものを好みますからね。ただ「しょっぱいもの」しか食べないとなると、「塩分」を摂りすぎてしまうので注意が必要です。生活習慣病へのリスク回避のため早めに専門家に相談した方が良いと思います)</div>
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<h4>
(3)『誰が』作ったかがとても重要</h4>
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最近はあまり意識しなくなったものですが、苦手意識の高かったものです。</div>
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幼少のころから、「母親が作ったもの=食事」という意識が強かったため、例えば「近所の〇〇さんが作ってくれたお菓子」などなどは、食べることに対して強い抵抗感がありました。(これも同一性保持といえますが、これに関してはそれだけではないような気がしています)</div>
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<span style="color: blue;"><b>外食で誰が作ったか分からない調理されたものはOKで、ちょっと顔のわかる人はNGという不思議な症状ですw…潔癖ともまた違うんですよね。</b></span></div>
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しかしながら結婚後は、いろんな親戚づきあいなどもあり、いろんな人との食事する機会が増えました。その時、僕の抵抗感が減るように、融通の効く時には「手作り」ではなく「お惣菜」での食事になるよう妻が手配してくれていたようです。</div>
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結婚当初は妻がいろいろと気遣ってくれていたみたいです(・・;)</div>
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おかげさまさまで、今では場数を踏んだからか、不思議と『誰が作った』というのはあまり意識しなくなりました。</div>
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<br /></div>
<h3>
まとめ</h3>
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ぺぇさんの食へのこだわり・変わった症状は、思いついたらまだまだあるような気がしますが今回はこの辺で(´∀`*)ノシ </div>
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下の関連記事に偏食について解説した記事をまとめてあるので、よかったらのぞいていってくださいね。</div>
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<br /></div>
<h3>
<b>関連記事</b></h3>
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<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> 偏食指導について</span><br />
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><span style="color: blue;"><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">・①原因や指導スタイルについて</a><br style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">・②偏食指導の小技</a><br style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">・③家庭との連携</a></span></div>
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<br /></div>
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<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-2341126191458939972018-05-02T18:57:00.000+09:002018-05-17T20:49:26.620+09:00特別支援教育1年目の先生に向けて〜特別支援教育の情報収集〜<h2>
特別支援教育の勉強がしたい先生へ</h2>
<h3>
いろんな研究誌・雑誌があります</h3>
そういえば、ぺぇさんは、何年か前に小学校・中学校の初任の先生に向けて、「特別支援教育の入門・障害理解」に関するテーマで研修の講師をしたことがあります(o・ω・o)<br />
<br />
ちなみに「ぺぇさん」は基本的に話すことがまったくダメで苦手ですが、こうした研修講師など「何を話すか」が明確な場合は、(話す、話したい内容も事前に十分考えられる&イメトレもできるので)案外大丈夫(だと自分で思っているけど…どうかなw)なんです。<br />
<br />
そして、そこでの研修で<b><span style="font-size: large;">「分かりやすい資料とか、どういったもので特別支援教育の情報を得ることができますか?」</span></b>と質問があったことを思い出しました。<br />
<br />
学生時代など特別支援教育・障害児教育などが専攻であれば、わりとそういった機関紙・雑誌なども明るいのですが、<b><span style="color: #b45f06;"><u>小学校・教科教育が専攻であれば、なかなか知る機会がないのは確かだなーとその時に思いました。</u></span></b><br />
<br />
この5月の連休では、怒涛の4月の出来事を踏まえて、子どもの実態を踏まえて教材を改めて考え直す機会にしようとする人、もっと特別支援教育の勉強をしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyS0yONJ_TFgkx438qzyt-i4W7VdcZwRPSl4Z7YufZdtcaZD0lnV5M6XT7JhMV4mLDuFQiFwiUwEM3CNufGF4rmqUpSVvusrkdnFuwbQ4hMDiaCJOMGAz4fOlR1dSBMSOqejBrG4f4l9Y/s1600/gakusya.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="800" data-original-width="761" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyS0yONJ_TFgkx438qzyt-i4W7VdcZwRPSl4Z7YufZdtcaZD0lnV5M6XT7JhMV4mLDuFQiFwiUwEM3CNufGF4rmqUpSVvusrkdnFuwbQ4hMDiaCJOMGAz4fOlR1dSBMSOqejBrG4f4l9Y/s200/gakusya.png" width="190" /></a></div>
<br />
今回の記事は、そんな人に少し役にたつように、初任の先生、特別支援教育をもっと勉強したい人向けにいくつか雑誌など情報源となるものをまとめたいと思います。 <br />
<br />
以下の紹介はぺぇさんの独断と偏見です。出版社や発行元の回し者ではありませんのでw<br />
<br />
<br />
<h3>
定期的に発行される雑誌</h3>
<h4>
(1)実践障害児教育</h4>
発行 学研プラス:<a href="http://www.gakken.jp/human-care/jsk/app/index.php"><span style="color: blue;">http://www.gakken.jp/human-care/jsk/app/index.php</span></a><br />
<br />
新たに特別支援教育を担当する方に良いと思います。その年によって年間のテーマもありますが、構造化であったり、教材であったり、参考にして、「やってみよう」と行動に結びつけやすいものが多いように思います。わりと内容が親しみやすいように感じますね。<br />
<br />
ちなみにアマゾンのKindle Unlimitedで古いナンバーが読めますので、もしKindle Unlimitedに加入している方は、一度内容を見ても良いと思います。(<span style="color: blue;"><b><u>あくまでぺぇさんがこの記事を書いている時ですのでご注意ください。Kindle Unlimitedは急に対象から外れることがあります</u></b></span>)<br />
<br />
<h4>
(2)月刊 特別支援教育研究</h4>
<br />
発行 東洋館出版社:<a href="http://www.toyokan.co.jp/book/b359718.html"><span style="color: blue;">http://www.toyokan.co.jp/book/b359718.html</span></a><br />
<br />
全日本特別支援教育研究連盟の機関紙で、いろんな取り組みが掲載されています。コーディネーターとして活躍している方や地域・学校での優れた取り組みを知りたい方に良いかと思います。<br />
<br />
<h4>
(3)季刊誌 特別支援教育</h4>
<br />
発行 東洋館出版社:<a href="http://www.toyokan.co.jp/search/g2797.html"><span style="color: blue;">http://www.toyokan.co.jp/search/g2797.html</span></a><br />
<br />
なんといっても著者は「文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 編」ということもあり、内容は固いですが、学習指導要領についてや、新しい制度についての記事などが組まれることが多いです。<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><b><u>…他にも雑誌はいろいろとありますが、大きな書店にもある(と思う)メジャーところはこんなもんでしょうか。</u></b></span><br />
<br />
あと勉強になるのは…<br />
<br />
<h3>
勉強になるサイト</h3>
<h4>
<b>(1)独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所</b> </h4>
のサイト<a href="http://www.nise.go.jp/cms/"><span style="color: blue;">http://www.nise.go.jp/cms/</span></a>も勉強になります。<br />
<br />
いわずもがな、国立の特別支援教育に関する研究機関です。<br />
各障害を説明しているとともに、いろんな刊行物(研究)のPDFが公開されています。いろんな先駆的な研究・調査のデータがあるので読んでるだけで勉強になります。あとインクルーシブ教育システムのデータベースのサイトへのリンクもあったりします。<br />
<br />
<h4>
(2)文部科学省 特別支援教育のページ</h4>
<a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/01_m.htm"><span style="color: blue;">http://www.mext.go.jp/a_menu/01_m.htm</span></a><br />
こちらもいろいろと載っています<br />
<br />
新しい<b>特別支援学校学習指導要領</b>はわかりにくいけどこちらにあります。<br />
<a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/005.htm"><span style="color: blue;">http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/005.htm</span></a><br />
なぜか小・中、高等学校の学習指導要領のページからは辿りつかないんですよね(ー_ー;)<br />
わかりにくいwww<br />
<br />
<h3>
まとめ(その他、もっと勉強したい人)</h3>
ひとまず、ざっとこんなもんでしょうか。<br />
<br />
もっともっと勉強したい人は<b><u>学会の研究大会</u></b>なども、学会員よりコストが増しますが参加できるところもありますので、積極的に足を運ぶのも良いと思います。また専門機関が研修を開いていたりすることもあります。<br />
<br />
それとか、<b><u>学会が認定している資格</u></b>もありますので、その習得を目指すなどもよいと思います。(勉強する時間もお金も必要となりますが…)<br />
<br />
特定のキーワードを勉強したいのであれば、先行研究を見るのも有りだと思います。教育系の論文はPDFで公開されているものが多いのでネットで入手しやすいです。論文を集めて読むのもいいと思います。(医療系論文はお金がかかります。)<br />
<br />
学会もいろんな学会(教育系、心理学系いろいろ)があるので、いろんなホームページを見てみるのも楽しいかもしれませんよ(・∀・)<br />
<br />
学会のことをアレコレ書くと、そこから怒られそうな気がしたので、学会のいろんな情報は今回は見送りましたw<br />
<br />
あと特定の指導法などでは、指導者の養成もしているところもあるので、より熟練した指導者になりたい、何か人よりも得意な分野を作りたいと目指している人には、そうしたところに参加するのもよいかもしれません。<br />
<br />
・・・まぁ、そんなこんなで、ぺぇさんは広く浅くいろんなことを勉強しています<br />
( ̄Д ̄)ノ<br />
<br />
新しく特別支援教育に携わっている先生<br />
がんばってくださいね!<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-48636554619708355912018-04-28T23:43:00.000+09:002018-05-20T21:22:15.413+09:00グルテン(小麦と牛乳)と自閉症スペクトラム&ADHD等の発達障害<h2>
グルテン(小麦と牛乳)と自閉症スペクトラム&ADHD</h2>
ブログのリニューアル作業に疲れたので新しい記事を書きますw<br />
昔の記事のレイアウトが盛大に崩れてしまっていて、なかなか作業が進まないw(*´∀`)<br />
ちょっと現実逃避w<br />
<br />
<h3>
最近、「小麦は体に悪い」という知人に会いました。</h3>
巷ではちょっとしたブーム(グルテンフリーなどとして)になっていますね(・∀・)<br />
<br />
その話をしていたら、何年か前に<br />
<span style="color: #b45f06; font-size: large;"><b><u>「自閉症の原因は小麦なんですか??」</u></b></span>という質問を受けたことを思い出しました(ー_ー;)<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjritRir6zMyX6aLSZktGmzOqBU2OdL-Y82dDyMnEC1-ToxK6Agb7ROT5BY4EhcgpvA47hzu8XgAXvWdvSrZV0xQidfTZF4Zvy05CKoa0G4Sf0ELfVwRWhnGxeJxaiOVpBzVwaYWz6DpSU/s1600/kyusyoku_gaikokujin.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="672" data-original-width="800" height="167" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjritRir6zMyX6aLSZktGmzOqBU2OdL-Y82dDyMnEC1-ToxK6Agb7ROT5BY4EhcgpvA47hzu8XgAXvWdvSrZV0xQidfTZF4Zvy05CKoa0G4Sf0ELfVwRWhnGxeJxaiOVpBzVwaYWz6DpSU/s200/kyusyoku_gaikokujin.png" width="200" /></a></div>
<h3>
今日はそんなグルテン(小麦と牛乳)と自閉症スペクトラムをはじめとする発達障害の関係についてです。</h3>
ためしに、今現在、ネットで検索してみると小麦や牛乳に含まれるグルテンを食事から除くと、自閉症スペクトラム(ASD)の症状やADHDの症状、その他、精神疾患に関する症状が改善されたという記事が多く出てきます。<br />
(数年前より、そうしたことを取り上げる記事が随分増えたな〜という印象です)<br />
<br />
発達障害の子どもはグルテンを体内で上手く処理できず、脳に悪影響を及ぼしているというものですね。(グルテンが慢性的に腸の炎症を引き起こす「セリアック病」というのもあるみたいですね。)<br />
<br />
その食事療法を否定しているサイトもあるにはありますが、とても数が少ないですね。<br />
そんな、ぺぇさんも「グルテン説」には懐疑的な見解です。今のところは。<br />
<br />
<br />
<h3>
グルテンを除くことが症状改善に役立つのか</h3>
<h4>
そもそも科学的な根拠が薄い</h4>
グルテンを除くいわゆる食事療法の一種は、<span style="color: blue; font-size: large;"><b><u>科学的な根拠(エビデンス)が薄いと思います。</u></b></span><br />
<span style="color: blue; font-size: large;"><b><u><br /></u></b></span>
(*『全くない』といっているわけではありません。明確に自閉症スペクトラムの原因が明確にされてない以上、そういう意味ではグルテンが可能性としてゼロと言い切れない…と思います。)<br />
<br />
アメリカではそうした論文が2010年前後にあって、今でも食事療法を主としたアプローチを行っている人もいるみたいですが・・・。<br />
<br />
本当に効果があるのであれば、もっと追従する論文であったり、効果を再現しようと類似の論文が出てきてもおかしくないように思います。(それが広まれば、必然的に日本でも調査等が行われるでしょうし…されていないですね)<br />
<h4>
ぺぇさんのまわり&経験上</h4>
少なくとも、ぺぇさんが自閉症スペクトラムやADHDで効果があったという日本の研究や論文を聞いたことがありません。<br />
<br />
というか、自閉症スペクトラムの子で「牛乳・小麦のアレルギーがあり、そもそも除去している」子も知っています。<br />
(「グルテンは他の食品にも含まれている」という指摘がきそうですが・・・)<br />
<br />
もう一つ言えば、グルテンを除去する食事療法で「改善された」という発達障害の人に、ネットの情報以外で実際に出会ったことがありませんし、療育や教育、いろんな研究の場でもそうした話を聞いたことが全くありません。<br />
<br />
それは「ぺぇさんの周りだけだ」という指摘もありそうなので、外部資料でも引用しておきましょう<br />
<br />
<h3>
外部資料より引用</h3>
<b>農林水産省HP掲載資料</b>(→<a href="http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/"><span style="color: blue;">http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/</span></a>)<br />
<b>『欧米・豪州等6か国、組織における
グルテンフリー表示に係る調査報告書
(海外文献・資料に基づく)』(2017.3),NPO法人 国内産米粉促進ネットワーク(CAP.N)</b><br />
<br />
以下、斜体は引用です<br />
<i><br /></i>
<i>〈要旨〉</i><br />
<i> 米国では現在約 300 万人がセリアック病と推定されている。その割合は米国人約 100 人に1人と言われている。しかし、そのうちの3%しか正式に「セリアック病」という診断が下されていない。50 年前に比較すると患者数は4倍になっている。</i><br />
<i><br /></i>
<i> しかし、セリアック病の患者以外の消費者にもグルテンフリー食品のニーズが高まっている。この要因としては、セリアック病と診断を受けた人だけでなく、グルテンフリーの食品の方がヘルシーであると信じる消費者が増えていることなどがある。また、健康志向の高い人たちの間でグルテン含有量が多い食品を避け、アレルギーではないが、グルテンフリー食を実践している人も多い。</i><br />
<i><br /></i>
<i> こうしたことから、米国のグルテンフリー商品市場は 2002 年頃から拡大してきた。2004 年以降 20%以上の高い成長率を記録しており、市場規模は 11億~15 億ドルといわれ、2012 年には 26 億ドル市場になるという予測もある。</i><br />
<i><br /></i>
<i>〈〜ぺぇさん中略〜〉</i><br />
<i><br /></i>
<i> <span style="color: blue;"><b>①セリアック病と診断を受けた人だけでなく、グルテンフリーの食品の方がヘルシーであると信じる消費者が増えている</b></span>、②アレルギー成分の有無、食物不耐性になる原因の1つであるグルテンに敏感な消費者がベビーブーマー世代を中心に増え、子どもに対してもアレルギンとなるグルテンを避けたいという思いがある(米国では少なくとも1種類の食品にアレルギー反応を持っている人は 1,200 万人と言われている)、<u>
</u><span style="color: blue;"><b><u>③グルテン含有食品はADHD(注意欠如多動性障害)、IBS(過敏性腸症
候群)、自閉症へのリスクが高まるというネガティブ報道があり、消費者がグ
ルテンフリー食品を好む傾向がある(科学的根拠はない</u>)</b></span>――とみられている。</i><br />
<i><br /></i>
<i><br /></i>
・・・カッコづけで注釈で「科学的根拠がない」と記されています。<br />
<h3>
ちなみに自閉症スペクトラムの原因で有力なのは…</h3>
<div>
一つ明確なのは、先天的な脳の機能障害であること。…でそれが、なぜ引き起こされるのか?なのですが、これまでワクチン説やら愛情不足説やら、実はいろいろ「出ては消え」ています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b>今のところは「遺伝子」が有力視されていますね。</b></span>自閉症スペクトラム症状を引き起こす遺伝子があるのではないかという説です。(まだ見つかっていません。ちなみに一つの遺伝子なのか複数の遺伝子の組み合わせでなるのか、詳細も不明)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この遺伝子に、遺伝子が作用するような複合的な要因が関連して自閉症スペクトラム症状が出るのでは…と考えられています。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
まとめ</h3>
<div>
自閉症スペクトラム・発達障害には対処療法的に、様々なアプローチが生まれています。〇〇法、〇〇セラピー、〇〇療法、〇〇訓練法、〇〇トレーニング、○○アプローチなどなどです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
視点を変えてみると、その原因が定かでなく、どれも画一的な指導・訓練効果が得られないがため、どんどんいろんなアプローチが増えていったとも言えます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u>でも・・・不思議とピタッと指導法や訓練が当てはまって、効果バツグンな子もいるのです。今回、取り上げたグルテンを除く食事療法がもしかすると当てはまる子もいるかもしれません。</u></b></span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<b> 取り組もうと思われる方は、よくメリット/デメリットをよく検討をした上で行うことをおすすめします。(メリット/デメリットはあえて書きません)</b></div>
<div>
<br /></div>
<div>
そして、自分が上手くいったケースは情報提供として行うのは良いと思いますが、「小麦が原因!」と広める前に、もう少し多面的な情報を載せてほしいと思います。<br />
(o・ω・o)</div>
<div>
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-20314509387244608422018-04-25T22:30:00.000+09:002018-04-25T23:00:27.824+09:00ブログ リニューアル中です!<h2>
ブログのリニューアル中です。</h2>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">久々の更新!!</span></h3>
<div>
ぺぇさんのプライベートが大変忙しくなり、更新がしばらく途絶えていました・・・。</div>
<div>
記事を書こうと思っても久々すぎて何を書いてた途中だったか…(ー_ー;)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちょうど、記事の読み直しも兼ねて、ブログのレイアウトを修正していくことにしました。…誤字など放ったらかしだったのもあるしw</div>
<div>
<br /></div>
<div>
特に最初の方の記事は、いろいろと殺風景だしw</div>
<div>
その辺を小奇麗にまとめたいと思っています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そしてよりよく見やすくなったら、</div>
<div>
新しい記事を書いて行こうかと思います!!</div>
<div>
<br /></div>
<div>
すこし時間がかかりますが、</div>
<div>
お待ちください!(o・ω・o)<br />
<br />
<br />
↓↓↓ちょっとテスト作業です。すみません。<br />
<h2>
テスト</h2>
<h3>
テスト</h3>
<h4>
テスト</h4>
テスト<br />
<h3>
テスト</h3>
<h4>
テスト</h4>
テスト<br />
<br />
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-38485178260388496462017-07-08T15:39:00.001+09:002017-07-08T15:39:29.406+09:00【特技?】ぺぇさんの歩くスピード<h4>
</h4>
<h3>
街中など、人の多いところでも、妻はぺぇさんをすぐに見つけられると言います(。・∀・。)</h3>
<div>
<br />
どういうことかというと、人混みの中でも、一人だけ尋常じゃないくらいのスピードで歩いているのですぐ分かるそうです ε=ε((( っ・ω・)っ</div>
<div>
<br /></div>
<h4>
<span style="color: blue;"><u>
ぺぇさんが歩いている時は、基本的に周りの人を「動く障害物」くらいにしか見えていません。</u></span></h4>
<br />
以前に書いたようにたぶん、ぺぇさんは、正面から他人の存在・視線であったりを感じることが苦手なんでしょうね。だから人を障害物という認識するようになったのではないかと、最近感じています。<br />
<br />
苦手を通り越して、歩いている時に人へ意識が向かいません。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="color: #b45f06;"><u>
人よりも、人と人との「隙間」が視えるという方が伝わりやすいでしょうか</u></span></h3>
<h3>
<span style="color: #b45f06;">(;・∀・)</span></h3>
<br />
なんかカッコイイ表現になったwww<br />
<br />
<br />
もともと歩くスピードも早いこともあって、スイスイと人の間を通り抜けていきます。<br />
(自分が通る隙間を見出すことに集中することで、人と視線が合うのを防いだりして、自分を落ち着かせているのかもしれませんね。)<br />
<span style="font-size: large;"><br /></span>
<span style="font-size: large;">
・・・(。・∀・。)</span><br />
<span style="font-size: large;"><br /></span>
・・・特技なのかコレ?<br />
(発達障害の特技なのか・・・個性の範囲なのか・・・)<br />
<br />
そんなぺぇさんのエピソードでした(。・ω・)ノ<br />
<br />
病気で元気がなくなってから気づいたのですが、「歩くスピード」と「ぺぇさんの元気」は連動しているみたいですw<br />
元気がない間は、めっぽう歩くスピードが遅く、速く歩こうと思っても歩けませんでしたw<br />
「元気があればなんでもできる」ってのは本当なんだなぁ〜と強く実感したぺぇさんでした!(。・ω・)ノ<br />
<br />
<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-63942410175352975612017-07-02T19:26:00.002+09:002018-05-16T21:52:37.378+09:00【解説】色覚特性3 〜学校での支援 カラー ユニバーサル デザイン〜<h3>
今回は学校の先生向けですね(。・∀・。)</h3>
前回に続き、色覚特性の話で、今回は学校に関することをまとめつつ、「困り感」「支援」について書きたいと思います。<br />
<br />
前回の記事はコチラへ <br />
→→ <a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/06/blog-post_25.html">その1〜色覚特性とは・ぺぇさんの色覚特性〜</a><br />
→→ <a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/06/2.html">その2〜検査廃止によって生じた社会問題〜</a><br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">色覚特性のある子どもの割合</span></h4>
色覚特性のある子どもって、どのくらいの割合でいると思いますか?<br />
<br />
見え方の程度は様々なですが、<span style="color: blue;"><u><b>男の子の方が多く、男子の20人に一人と言われています。</b></u></span><br />
<br />
40人学級で半分が男子だと仮定すると、<span style="color: #b45f06;"><b><u>クラスに1人はいる計算になります。</u></b></span><br />
案外、多いと思われた方の方が多いのではないでしょうか(;・∀・)<br />
<br />
ぺぇさんもこの事実を知ったときは、「え?そんなに!?」と思いました。<br />
そして「多くの場合、色覚特性で日常生活は困らない」というのが納得できませんでした。<br />
<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">色覚特性のある子どもは、そもそもホントに「困ってない」のか?</span></h4>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
見え方の程度はそれぞれといえ、友だちとの小さな「ズレ」が積み重なっていたり、認知処理での負担があるんじゃないかと思っています。<br />
<br />
・・・というのも、<br />
<br />
ぺぇさんも大きな講習会なんかで、スクリーンに映し出された「文字の色」が分からない時があります。(たぶん、みんな見にくいんだろうけど、ぺぇさんはさらに見にくい…。)<br />
<br />
<b><span style="font-size: large;">「文字の色をかえてあるところはテストに出ます!!」</span></b>…と言われても、<br />
<span style="color: blue; font-size: large;"><b><u>「どれだよ</u>(;・∀・)<u>…あれか?」</u></b></span>となります。<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><u><b>結局、目を凝らしてよく見ているうちに、「あ!話しが進んでる」「次のスライドに行っちゃった」ってことがあります。</b></u></span><br />
<br />
こんな感じで、小さく損しているというか、余計な労力(<u><b>認知面での負荷</b></u>といえますね)をかけているというか…こんな経験が色覚特性のある子どもには多いのではないかな?と思います。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><u><b>これがひどくなると、色覚に関するところで大事なところを見落とすだけでなく、</b></u><u><span style="color: #b45f06;"><b>色に集中してい間に、「大事なことを聞き漏らしたり、</b></span></u><u><span style="color: #b45f06;"><b>要点がつかめなくなることがある」のでは?と思います。</b></span></u></span><br />
<br />
<br />
「色覚特性だから」と分かっていれば本人も受け止められるかと思うのですが、本人が色覚特性と知らないあいだに、こうしたマイナス経験があると、「みんな分かっているのに、なんで自分だけ???」というように、自信をどんどん失っていきそうですよね。<br />
<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">学校での検査の是非について</span></h4>
ついでなんで、検査についての意見が分かれているようなので書いときますね(。・∀・。)<br />
<br />
「いじめや差別につながる」から色覚検査に否定的な意見もありますね。<br />
…だからと言って「色覚特性があることを知らないままでよい」なんていうのは、<br />
<br />
ぺぇさんには、いくら考えても<br />
「色覚特性のある子どもに自分の見え方について理解を深める場がなぜないの?」<br />
「本人からすると早期に分かっていた方が良いのでは…重要な自分のアイデンティティの一部となり得ると思う」<br />
「進路・就職に大きく影響があるケースがあるのに?」という点にたどり着きます。<br />
<br />
クラスのみんなに言う必要はもちろんありませんが、その子が相談したい時に相談する体制は必要だと思います。<br />
…みなさんはどう思いますか?(ー_ー;)<br />
<br />
<h3>
本題「カラーユニバーサルデザイン」 学校での支援について(。・ω・)ノ </h3>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></h4>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">カラーユニバーサルデザインとは</span></h4>
最近は「授業のユニバーサルデザイン」という流行りもあってか、「カラーユニバーサルデザイン」という観点も学校の現場に少しずつ広まっているように思います。<br />
<br />
ユニバーサルデザインとは、もともと建築の考え方で、障害のある人への配慮が他のみんなにも分かりやすい・使いやすいというものです。<br />
<br />
それを授業の観点にも取り入れ、「障害のある子どもへの学びの支援が、他のクラスの子どもの理解にも役立つ」というのが、「授業のユニバーサルデザイン化」です。<br />
<br />
そして、色覚特性の人への配色を配慮し、みんなが見やすいものを「カラーユニバーサルデザイン」といいます。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">学校で困る場面</span></h4>
<div>
よく言わるのは、「黒板のチョークの色」で赤や青は見えづらいようですね。</div>
<div>
(そもそも活躍する場面があまりなさそうですが、こうした色はみんなも見づらい。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ最近のチョークは、色覚特性のある子どもも見えやすいようなチョークもあると聞いたことがありますね(。・∀・。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
他にも、線が細く&様々な色のあるグラフで、同じ色に見えるグラフがある。</div>
<div>
理科の実験場面など…。</div>
<div>
プリントの「赤」での添削が見えづらい…。</div>
<div>
あと紅葉なんかの写生もね・・・。</div>
<div>
<span style="background-color: white;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: white;">などなどですが、最近はこうした学校現場の理解促進をねらった「書籍」もいくつか出ているので、詳しく勉強されたい方は、そちらでどうぞ。(。・ω・)ノ </span></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<br />支援の在り方につていは、ちょっとした工夫でできます(。・∀・。)</h3>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">① 単に「色」だけに情報を持たせない</span></h4>
ユニバーサルデザインの特徴としては、「多様な情報提示」が重要な要素となります。<br />
<br />
ぺぇさんのブログにおいても、<span style="color: blue;"><u><b>文字の色を替えているところには必ず(…忘れていなければ)アンダーラインを引き、太字にしています。</b></u></span><br />
<br />
色が分からなくても、線が引いてあることによって「強調している」ということが分かります。(見出しで背景色をつけているところは、ただの雰囲気ですw)<br />
<br />
より丁寧に対応しようとするのであれば」、色の他にも「フォントを変える」「フォントサイズを変える」「斜体にする」…などなどの、多様な要素を組み合わせることで、より丁寧な情報の提示になるかと思います。<br />
<br />
学校での板書や、最近の電子黒板・スクリーンでも少し意識してあげるだけで、ずいぶん分かりやすくなると思います。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">②線を太くする</span></h4>
<br />
あと、忘れがちなのが線を太くするだけで、色の視認性はあがるので、細いペンよりも、太めの方が認識しやすいケースもあります。<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></h4>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">③苦手な色の組み合わせを避ける</span></h4>
<br />
これは色覚特性についての勉強が必要ですね。<br />
<br />
最近では色覚特性のある人は、こんな感じで見えているというイメージ図もネットでたくさん出回っています。正確かどうかは、見え方には人それぞれ差があるので一概には言えませんが、なんとなくイメージはつきやすいかと(。・∀・。)<br />
<br />
あと、色覚についてのシュミレーターのアプリなんかも出ていますね(。・ω・)ノ<br />
<br />
色覚特性の子どもの見え方は「どんなふうに見えているのだろう」というのが、大きな一歩になると思います(。・∀・。)<br />
<br />
その一歩に「疑似体験」という手は良いと思いますよ。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">④最後に</span></h4>
少し古い資料ですが、学校の先生には一度、読んでおいてほしい文献です。<br />
<br />
色覚に関する資料 文部科学省<br />
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/2470/00004402/sikikaku.pdf<br />
<br />
…あたりまえのことしか書いてないけどね(ー_ー;)<br />
再確認!!<br />
<br />
障害もそうですが、色覚特性についても理解が広がってほしいな〜と思うぺぇさんでした<br />
(。・ω・)ノ<br />
<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-49350844830591593122017-06-28T21:34:00.000+09:002018-05-16T21:52:18.138+09:00【解説】色覚特性 その2 〜検査必須項目の廃止によって生じた社会問題〜今回も発達障害とは直接は関係ありませんが、学校の先生には知っておいてほしい<b><u><span style="color: blue;">「色覚特性」</span></u></b>についてです(。・ω・)ノ<br />
<br />
前回の記事 その1は <a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/06/blog-post_25.html">→→ コチラ ←←</a><br />
<br />
<h4>
さて、大人になって自分に色覚特性があることが発覚したぺぇさん!!</h4>
<br />
調べてみると、<span style="color: #b45f06;"><b><u>ぺぇさんの子どもの頃は、健康診断に伴い「色覚検査」というものが学校で行われていたようです。(小学校入学の時期?)</u></b></span><br />
<br />
当然、検査でひっかかっているハズなのに本人知らないwww<br />
とりあえず、親に電話して詳細を聞きます。<br />
<br />
ぺぇさん:「色覚特性って言われたけど・・・」ヽ(`Д´)ノプンプン<br />
親 :「?」<br />
ぺぇさん:「小学校のときに何か言われなかった???」<br />
親 :「あああ!そういえば!…検査受けて言われたけど、子どもだし<br />
<b><span style="color: blue;"> <u>『様子を見ましょ</u></span></b><b><span style="color: blue;"><u>う』</u></span></b>で終わってたな」<br />
ぺぇさん:「( ゚д゚ )ポカーン…なにその意味ない検査…」<br />
<br />
<br />
「様子を見ましょう」…このフレースは、障害のある子どもの保護者の方は嫌ほど耳にされた方も多いのではないでしょうか。<br />
<br />
「様子をみましょう」…ぺぇさんも、障害のある子どもの相談をいろいろと受ける身として「誰が?いつまで様子見るの?どこで判断するの?」という点が曖昧で、あんまり使いたくない言葉だと日頃から思っています。<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><b><u>・・・まさかその言葉が、自分に降りかかっていたとはwww</u></b></span><br />
<br />
時代背景的にその当時は<br />
「色覚特性が分かったとしても、特に手立てがない。学校生活に大きく支障もない。」ので、そんなに検査も重要視されていなかったようですね。<br />
<br />
そこでなんと!!<br />
<span style="color: blue;"><b><u>文科省は平成15年に学校での色覚検査をやめてしまいます!!</u></b></span><br />
(必須項目から削除。その背景や詳細は参考文献①を参照に。文科省のHPで見れます<br />
(。・ω・)ノ )<br />
<br />
<h2>
色覚検査廃止に伴い…大きな問題が!</h2>
<div>
検査廃止は今から14年前で、そのころ5〜6歳だった子どもから検査を受けていないことになります。今の20歳くらいの方たちですね。<br />
<br /></div>
<div>
ぺぇさんのようなケースが多いのかは「?」ですが、<span style="color: blue;"><b><u>大人になってから「自分に色覚特性がある」ということに気づく</u></b></span>人も案外多くいて、それもトラブルを抱えている人が少なくないということが、<span style="color: #b45f06;"><b><u>社会問題として表面化してきました</u></b>。</span></div>
<br />
進路や就職なんかですね。よく引き合いに出されるのは、パイロット。<br />
特定の職に関しては、色覚特性が不利益を被るケースが実際としてあります。<br />
<br />
進路が決まってから発覚したりして、人生設計を狂わされた人もいると聞いています。<br />
<br />
そこで文科省は、<b style="background-color: #fff2cc;">平成26年に「</b><span style="font-family: "ms pゴシック" , "ヒラギノ角ゴ pro w3" , "hiragino kaku gothic pro" , sans-serif; font-size: 16px; text-align: center;"><b><span style="background-color: #fff2cc;">学校保健安全法施行規則の一部改正等について(通知)」</span>(参考文献②)</b>を出し、「</span><span style="font-family: "ms pゴシック" , "ヒラギノ角ゴ pro w3" , "hiragino kaku gothic pro" , sans-serif; font-size: 16px;">児童生徒等の健康診断に係る改正規定等」については平成28年4月1日から施行することにしました。</span><br />
<br />
・・・(。・∀・。)<br />
<br />
参考文献②を読んでも、検査については中途半端にしか書いてないですね…。検査は必須項目にはなっていませんが、廃止と同時に、個別に対応はできるようになっているみたいですね。その周知等に力を入れるみたいですが、いかんせん、検査が行われない期間があったことで、学校の先生の理解が・・・その辺は危惧しているところです(ー_ー;)<br />
<br />
次は、学校の先生向けで「カラーユニバーサル」について書きたいと思います。<br />
特別支援教育ではありませんが、子どもへの「支援」という点においては、通じるものがあると思います(。・ω・)ノ<br />
<br />
<b>ー参考文献ー</b><br />
① 学校保健法施行規則の一部改正等について (平成14年3月29日文科ス第489号)<br />
② 学校保健安全法施行規則の一部改正等について(通知)26文科ス第96号ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-37772354824365480472017-06-25T21:21:00.000+09:002018-05-16T21:51:57.759+09:00【解説】色覚特性① 〜 ぺぇさんの色覚特性が分かるまで 〜今回の記事は直接的には発達障害と関係ありませんが、<br />
学校の先生にはぜひ知っておいてほしい<b><u><span style="background-color: white; color: blue;">「色覚特性」</span></u></b>についてです。<br />
(ちょっと特別支援教育に通じるものがあります)<br />
<br />
ぺぇさんには色覚特性があります(。・ω・)ノ<br />
<h3>
<br />色覚特性について</h3>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">色覚特性とは…</span></h4>
<div>
一般的には「色弱」や「色覚異常」、「色盲」という呼び方の方が、まだまだ浸透しているかもしれませんね(ー_ー;)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
いわゆる、特定の色の区別がつかなかったり、区別がつきにくかったりするものです。</div>
<div>
色を感じる細胞である「錐体」の、どの系統に影響が出るかで、症状のタイプが分かれます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ぺぇさんの色覚特性は「2型」と呼ばれる、「赤と緑」の区別がつきにくいタイプです</div>
<div>
(。・ω・)ノ </div>
<div>
<br /></div>
<div>
※ちなみに色盲という表現は、「モノクロ」に見えているという誤解を与えるため、現在では使用されなくなっています。</div>
<div>
<br /></div>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">先天性と後天性</span></h4>
<div>
<span style="background-color: white;">遺伝的要因(先天性)のある色覚特性と、眼科的な疾患(後天性)のものがありますが、色覚特性と呼ぶ場合は、先天性の方を表している場合が多いように思います。</span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
ぺぇさんの色覚特性</h3>
<div>
同じ「2型」でも人によって、見え方が違います。ぺぇさんの場合は<span style="color: #b45f06;"><b><u>「日常生活に困らない程度</u></b></span>」です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「赤と緑が区別がつきにくい」そうなんですが、</div>
<div>
<br /></div>
<div>
・・・生まれてこのかた、ずっとこの見え方で過ごしているので、</div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u><br /></u></b></span></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u>「人と見え方が違う」という感覚にずっと気づきませんでした</u>(ー_ー;)</b></span></div>
<div>
(「困っているんだろうけど、その自覚がない」という表現がよいのか…)</div>
<div>
<br /></div>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">そもそも、なぜ色覚特性が発覚したかというと、2つの出来事があります。</span></h4>
<div>
<br /></div>
<div>
1つは、妻との会話の中で「色」の感覚がちょっと行き違うというか、指摘されることが時々ありました。妻より「◯◯色というよりは□□色じゃない?」という具合ですね〜。</div>
<div>
これが土台にありました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もう1つはたまたま見つけたネットの記事ですね。</div>
<div>
丸の中に数字が書いてあって、色覚特性のある人は違う数字に見えるというものです。</div>
<div>
ばっちり、妻と僕とでは、同じ物を見ているのに、見えている数字が違いますw</div>
<div>
( ̄Д ̄)v </div>
<div>
<br /></div>
<div>
この際だから、眼科でしらべてもらって、ハッキリしようと思ったのが受診のきっかけでした。(趣味の写真も、色味が変なら、ちょっと意識しなくちゃ(ー_ー;)というのが本音ですw)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u>バッチリ「色覚特性」の診断が出て、それからというもの、自分が料理する際には「お肉に火がとおっているか」を妻に確認していますw</u></b></span></div>
<div>
(赤と緑に識別が弱いと、お肉の火の通り具合が分かりにくいそうです)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
「・・・あれ?結婚のころってことは大人になるまで気付かなかったの?」と思われた方は鋭いです!(`・ω・´)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u>これが「大きな問題」というか「本題」になります。</u></b></span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
その②の記事にする予定で、その③の記事ではカラーユニバーサルデザインと学校での支援について書こうかと思っています(。・∀・。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ではでは、今日はこのあたりで(。・ω・)ノ </div>
<div style="text-align: right;">
つづく</div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-65456483915834351892017-06-18T11:16:00.000+09:002017-06-18T11:16:07.745+09:00連絡フォームを作ってみました!&サイトマップ更新<h3>
ブログに連絡フォームを設けてみました!</h3>
<div>
もし、ぺぇさんに解説してほしいことや、発達障害の疑問などがあれば、取り上げたいと考えています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ、ぺぇさんの更新ペースが落ちているので、必ずしも取り上げるとは言えませんが…<br />
すみません(;・∀・)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
頂いた連絡は、みなさんが「こんなことを知りたいのか」という参考にさせていただきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
あとぺぇさんからの返信はありません。</div>
<div>
個別の相談などもお受けできませんので、お近くの専門機関へご相談下さい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ご了承下さいm(_ _)m</div>
<div>
<br /></div>
<div>
あとサイトマップをしばらく放置してしまってたので更新しました!!<br />
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-5015661370570704032017-06-03T11:47:00.001+09:002018-05-16T21:42:55.044+09:00ぺぇさんの感覚過敏4&視知覚 『羞明(しゅうめい)』について〜視覚の過敏(まぶしさ)〜<h2>
ぺぇさんの「羞明」(しゅうめい)について</h2>
<br />
先日、NHKで発達障害の特番が組まれていました。そこで出演されていた発達障害当事者の方が「収録スタジオがまぶしくてツライ」というような話をされていました。<br />
<br />
それを観ていたぺぇさんは…。<br />
<br />
<br />
<b>「へぇ〜 (´,,・ω・,,`) 〜……</b><br />
<b><br /></b>
<b><br /></b>
<b>……ん(´・∀・`)?</b><br />
<b><br /></b>
<b><br /></b>
<b>………あ!!!ΣΣ(゚д゚lll)!!!」</b><br />
<br />
思い出しましたwww<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b><u>最近、症状が無かったので記憶の彼方に飛んでましたww</u></b></span><br />
<br />
そういえば、ぺぇさんにも『羞明』がありました。<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">羞明(しゅうめい)とは</span></h3>
羞明とは、あまり聞かれたことがないかもしれませんが、光などがまぶしくて不快に感じる症状です。羞明には眼に関する疾患と神経的なものに関するものの2つがあるそうです。<br />
自閉症スペクトラムの光過敏をココに含めて良いのかは、ぺぇさんも専門外で「?」です。<br />
<br />
<br />
発達障害の人の『光』に関する過敏というのは、そのメカニズムは実はよく分かっていません(明確に解明されていない)。ですが実際に視覚・視知覚での過敏がある人が少なからずいます。光の過敏は、その人が落ち着く明るさみたいなのがあるそうですね!<br />
<br />
ぺぇさんは実はこの手のタイプの成人の方、子どもも、どちらもまだ出会ったことがありません。話では、蛍光灯が瞬いて見える…という人もいるみたいです。どちらかというと、ぺぇさんが関わってきた子どもは、光っているものキラキラしたものが好きな子どもが多かったですね(。・∀・。)<br />
<br />
ぺぇさんのは、羞明の診断があったわけでなく自分で思っているだけなので、光過敏なのか眼の病理的なものかは今となってはよく分かりませんが、ぺぇさんのエピソードを紹介しておきますね(。・ω・)ノ<br />
<br />
<h4>
ぺぇさんの場合</h4>
<br />
ぺぇさんのいろいろ特性のある視知覚ですが、一時期、まぶしくて目が開けられない時がありました。<br />
<br />
それは中学生の時(三年間)で普段はなんともないのですが、<span style="color: blue;"><u><b style="background-color: #fff2cc;">ある特定の条件が重なると、まぶしくて全く目が開けることができませんでした。</b></u></span><br />
<br />
中学校では、みんな制服で白いシャツを着るのですが、それを晴れの日、屋外で見ることができませんでした。(小学生も制服だったのに、小学生の頃は平気でした…不思議w)<br />
<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><b><u style="background-color: #fff2cc;">蛍光灯とか、特定の明かりが苦手とかではなく、「日光+制服」という、なんとも不思議な組み合わせがダメでした。</u></b></span><br />
<br />
<br />
<h3>
困る場面</h3>
まぁ、そこまで困らないでしょ?と思われるかもしませんが、学生にはグランドでの朝礼という、全く生産性のない(小学校は意味あると思います)、校長の話、生徒指導の先生の注意が毎週あります。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue; font-size: large;">…まぶしくて顔をあげられない( ̄Д ̄)ノ</span></b><br />
<br />
<br />
すると、<b style="background-color: #fff2cc;">先生からの「下向くな!!顔あげろ!!!!!」</b>と怒鳴られますw<br />
<br />
いや!顔上げたくても上がらんのです。結局、目を閉じて顔をあげて話を聞くという苦肉の策w<br />
<br />
すごいな〜こんなにまぶしいのにみんなよく顔を上げてられるな〜と思ってました。<br />
<br />
…今を思えば、ぺぇさんの特性だったのかもしれませんね(ー_ー;)<br />
<br />
…小学生の時は平気と書きましたが違いますね。地面に足で絵を描いて遊んでたので、そういえば顔を上げること自体が、あんまり無かった気がしてきましたw<br />
<br />
<br />
<h4>
<span style="color: blue;"><b><u>もし、外の朝礼で、下向いている発達障害の子がいたら、ぺぇさんのようにまぶしいのかもしれませんね</u>ヽ(´・∀・`)ノ</b></span></h4>
<br />
もう少し言うと、ぺぇさんは眼が疲れてくると眠ってしまいます。眠たいとは別に、まぶたが開かなくなるという感じですね。(ぺぇさんの特性なのか?みんなもそう?)<br />
<br />
日常的に、眩しさを感じている、疲れている子ども<u>(<span style="color: #b45f06;"><b style="background-color: #fff2cc;">本人は眩しいのが日常になっていますからね。自覚しにくい。</b></span></u>)は、授業中も寝てしまっているケースあるのではないかなぁ〜とも思います。<br />
<br />
それにしても、なんで最近はまぶしさを感じることがなくなったのだろう???<br />
…というか中学校の時のような場面が卒業したらそもそも「ない」な…。<br />
…まだ「羞明」の症状残っているのかな???<br />
と思うぺぇさんでした(。・ω・)ノ<br />
<br />
<h3>
関連記事</h3>
下はぺぇさんの感覚過敏に関する他記事へのリンクです。あと触覚過敏のメカニズムを解説しました。よかったらクリックしてのぞいて行ってくださいね(o・ω・o)<br />
<br />
<span style="color: blue;"> →→ [<a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/01/blog-post_87.html"><span style="color: blue;">解説]触覚過敏のメカニズム</span></a></span><br />
<br />
<span style="color: blue;"> →→ <a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/01/blog-post_15.html"><span style="color: blue;">その1 電車の冷房</span></a></span><br />
<span style="color: blue;"><br /></span>
<span style="color: blue;"> →→ <a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/02/blog-post_3.html"><span style="color: blue;">その2 首まわり</span></a></span><br />
<span style="color: blue;"><br /></span>
<span style="color: blue;"> →→ <a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/02/blog-post_96.html"><span style="color: blue;">その3 おでこ</span></a> </span>ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-61369472421298622682017-05-28T19:04:00.000+09:002018-04-30T20:35:14.787+09:00【時事ネタ】ADHDの新薬登場〜「インチュニブ」〜<b>
久々の更新です!( ̄◇ ̄;)</b><br />
<b><br /></b>
<div>
…スミマセン!なかなか忙しかったもので更新できませんでした。</div>
<div>
6月はもう少し更新できるかと思うのですが_(┐「ε:)_</div>
<div>
<br /></div>
さて、今回の記事は、<br />
<h2>
ADHDの三つ目の薬が登場したことです!!</h2>
<div>
承認自体は少し前にされていましたが、販売の動きが出たみたいですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
新しい薬の名前は「インチュニブ」です。</div>
<div>
(一般名はグアンファシン塩酸塩です)<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXAR5nbR38AH86aVT2XdWVrqYodD5Glb72W9H3kn_3Rl2t3tUmgP0DlvnOq5HoflDrsREa3p_5VI1bNFRKDWS_K8jJCA13tNektFMmjvFBwOstq0ZHrTAkZ2l6up1R9uI7RgvEHyaeTgw/s1600/medical_medicine.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="755" data-original-width="800" height="188" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXAR5nbR38AH86aVT2XdWVrqYodD5Glb72W9H3kn_3Rl2t3tUmgP0DlvnOq5HoflDrsREa3p_5VI1bNFRKDWS_K8jJCA13tNektFMmjvFBwOstq0ZHrTAkZ2l6up1R9uI7RgvEHyaeTgw/s200/medical_medicine.png" width="200" /></a></div>
<br /></div>
<div class="page" title="Page 2">
<div class="section">
<div class="layoutArea">
<div class="column">
</div>
</div>
</div>
</div>
<div>
<div class="page" title="Page 2">
<div class="section">
<div class="layoutArea">
<div class="column">
<br /></div>
</div>
</div>
</div>
</div>
<div>
これまで、<b>「コンサータ」</b>と<b>「ストラテラ」</b>の二つしか選択肢がなかったことを考えると、新しい選択肢が増えることは今まで薬が合わなかった人への朗報となるのではないでしょうか(^^)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
シオノギ製薬のHPで5月26日づけで、プレスリリースとして、詳しい情報もあがっています。詳しくはそちらへor検索を!<br />
<br />
ぺぇさんも勉強して情報が入ればまたこの記事を更新しますね(^^)<br />
<br />
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-5992739220930957722017-04-25T21:41:00.001+09:002018-05-16T21:46:43.668+09:00【解説&ぺぇさんの主張】偏食指導 〜その3 家庭との連携〜<h2>
偏食指導は家庭との連携が大切</h2>
<div>
今回は「家庭と学校」の連携という観点です。学校の先生向きですが、家庭に読み替えてもらって、こういう情報を学校に伝えれば良いのかというのを感じて貰えればと思います(。・∀・。)</div>
<div>
<br />
偏食指導について、まだ読んでない方はコチラをどうぞ。 <br />
→ <a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html">その1〜いろんな説〜</a> <br />
→ <a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html">その2〜テクニック&コツ〜</a><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZvmETsSsljDfUV2DNp2EUNaU5eA1XxyME8hNZwhMgaBKdysAPTzQpIvbLl-Byl3GCzTu3SXGLB5P9CUXlQCj91nuNOt7C9T-aHaOgFU9pppJr9QyYAm9yz8ZSeWmV56DpeUKqHHpk5Ec/s1600/family_syokutaku.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="655" data-original-width="700" height="186" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZvmETsSsljDfUV2DNp2EUNaU5eA1XxyME8hNZwhMgaBKdysAPTzQpIvbLl-Byl3GCzTu3SXGLB5P9CUXlQCj91nuNOt7C9T-aHaOgFU9pppJr9QyYAm9yz8ZSeWmV56DpeUKqHHpk5Ec/s200/family_syokutaku.png" width="200" /></a></div>
<br /></div>
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">① これまでの「偏食に関してやってきたこと」を把握する</b></h4>
<span style="font-weight: normal;"><br /></span>保護者の方の相談を受けると、ご家庭での大変な頑張り・努力をよく聞きます。<br />
<br />
「調理を工夫しているのに食べない・・・。」<br />
<br />
せっかく作ったのに食べないどころか、子どもがパニックなったり、お皿をひっくり返して大暴れをしたり・・・。<br />
<br />
保護者の方の多くは、「子どもの食を広げることができるのなら、広げたい」と思っています…が、<span style="color: blue;"><b><u>学校の先生はこの前提を忘れていることが多いような気がします</u></b></span>(;・∀・)<br />
<br />
学校に入学するまで、保護者は毎日食事に向き合ってき、偏食指導で「疲れきってしまっている」人が多いのに、学校からは「あまやかさずに、ご家庭でも偏食指導頑張りましょう!!」みたいなことを言われるケースもあります。<br />
<br />
偏食指導の必要性を知らない保護者の方も実際にいるのですが、多くの人は「一通りやってきた」「努力した」ということを、学校はしっかり自覚した方が良いと思います。<br />
<br />
学校や施設が「無神経」と思われてしまう前に、まずはしっかり、これまでのご家庭での様子を聞いてから保護者と一緒に方針を立てましょう!!<br />
<br />
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">② 学校で食べれたものを家庭に伝える</b></h4>
</div>
<div>
ぺぇさんの経験上、「家庭より学校で食べることができる」ケースが多いです。学校での取り組みのポイント、コツ、そうしたことを、学校から家庭にいわば「逆輸入」してあげることで、家庭でも取り組むことができます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">③ 家庭での過度な無理を強いることは禁物</b></h4>
</div>
<div>
毎日、偏食で子どもと向き合うのは本当に大変なことです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「この前◯◯一口食べれたから、お家でも余裕のある時にチャレンジしてみてくださいね」くらいで、ぺぇさんは伝えることが多いです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
・・・偏食も大変だし、他にも大変なこと多いんだから。</div>
<div>
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b></div>
<div>
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">④ 家庭でのアドバンテージ</b></h4>
</div>
<div>
学校や施設の給食・食事の最大の弱点は「味付け」が決まっていることです。よく考えると分かることなのですが、意外と学校の先生は気づかないことが多いです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
家庭での最大の利点は、調理方法と味付けを自由にできるということ。学校で食べれたメニュー・食材・調理法なんかを聞いておいて、そこから幅を広げていくこともできます。</div>
<div>
<br /></div>
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">⑤新ルールの設立</b></h4>
<span style="font-weight: normal;"><br /></span><span style="font-weight: normal;">当然ですが、幼少期からずっと一緒にいる保護者の方は、関係性の在り方が出来上がっています。どういうことかというと、保護者の方の出方を子どもはよく分かっているということです。(保護者の方があきらめるポイントなどをよく分かっている)</span><br />
<span style="font-weight: normal;"><br /></span>いつも、お母さんと一緒なら、たまにはおじいちゃんと食べてみる<br />
(この場合はいつもの部屋と違う部屋をおすすめします。この人とこの場所でしっかり食べる!という枠組・ルールを新たに作り、食の広がりを目指します)<br />
<br />
<span style="font-weight: normal;">…などなど、行き詰まったときは、場所、人を一旦変えてみて再スタートを試みることも手段の一つです。学校も色んな情報を基に、柔軟な様々な提案ができるといいと思います。</span><br />
<span style="font-weight: normal;"><br /></span>
<br />
<h3>
まとめ</h3>
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>偏食指導には時間がかかる。そして根気が必要・・・</b></span><br />
<br />
偏食の指導は、大変根気が必要です。<br />
ですが、その分、ご家庭から「家でも食べれるものが増えてきた」「外食の時に◯◯が食べれた」と教えてもらえた時の喜びは大きいです(●´ω`●)<br />
<br />
正直、偏食指導をしても「ほとんど食が広がらなかった」ケースもあります。<br />
ですがそれらは決して無駄ではないと思っています。<br />
<br />
前回の記事でも書きましたが、偏食指導は「子どもとの関係性」の上にあるものと思っています。偏食指導を通じて、子どもの関係性をしっかり作ろうと向き合ってきたことは、指導者・支援者としては、とても重要な意味のあることだと思います。<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>やっぱり「家庭と学校」協力・相談しながらすることが一番だと思います<br />(。・ω・)ノ </b></span><br />
<h3>
おまけ</h3>
<br />
途中で書き忘れた、見落としがちな点をいくつか(。・ω・)ノ<br />
<br />
・偏食により肥満などの傾向にある場合は生活習慣病や糖尿病のリスクがあります。<br />
(偏食や発達障害関係なく、ただただ肥満のリスクですね)<br />
<br />
・偏食のある子どもは震災時に大変だったという話を聞いたことがあります…。よく考えると、手に入る食べ物が限られますもんね(;・∀・)<br />
<br />
・ぺぇさんの経験上、とても強い「偏食」がある子どもは、その他においても「興味関心が著しく狭い」(いろんな強い「こだわり」がある)ことが多いと感じます。偏食指導で「食の広がり」がでれば、「いろんなことに興味が広がるのではないかなぁ〜」と思って偏食指導をしています。(興味関心が広がって、食への関心が広がることもあると思います)<br />
<br />
(。・∀・。)<br />
<h3>
関連記事</h3>
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><span style="color: blue;"><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white;">①原因や指導スタイルについて</a><br style="background-color: white;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white;">②偏食指導の小技</a><br style="background-color: white;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white;">③家庭との連携</a></span>ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-11662704936064209002017-04-24T21:50:00.001+09:002018-05-16T21:46:07.290+09:00【解説&ぺぇさんの主張】偏食指導〜その2 学校の先生向け コツいろいろ〜<h2>
ぺぇさんの考え&基本的な指導スタイルを紹介します</h2>
<h3>
施設や学校の先生向けで、強い偏食のある自閉症スペクトラムの子どもを想定して書いてます。特に新しく特別支援学校・特別支援学級の先生になった人向けですね(。・ω・)ノ </h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhs772mo3getn2jcAMDWr1DABw8uBNUqO0lzl5Z9d1iHpJKdf2zuzFc2lnEvTZrDqCZZ0u1yBwG17FXjiyM2ChSSou8aikm0G4XUi3mfbGbViDnL_hFTze1qZJjDHYsgMqm0pJNF1gWNmE/s1600/kyusyoku_boy_girl.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="737" data-original-width="800" height="183" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhs772mo3getn2jcAMDWr1DABw8uBNUqO0lzl5Z9d1iHpJKdf2zuzFc2lnEvTZrDqCZZ0u1yBwG17FXjiyM2ChSSou8aikm0G4XUi3mfbGbViDnL_hFTze1qZJjDHYsgMqm0pJNF1gWNmE/s200/kyusyoku_boy_girl.png" width="200" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br />1)基本は指導者&支援者との関係が大事</span></h4>
<br />
まず、どの子への指導でも大前提となるのが、子どもと指導者&支援者との関係が大事です。関係ができているからこそ、いろんな「かけひき」のさじ加減ができるからです。<br />
<br />
また、<span style="color: blue;"><b>『この先生が言うのだから食べてみよう』という関係ができるのが「ぺぇさんの理想」でもあります(。・∀・。)</b></span><br />
<br />
全く偏食指導が効果がなくても、他の場面で少しずつ関係ができてくると、ちょっとチャレンジしてみようとか、この前少し食べられたから、これもチャレンジしてみようとか、身近な指導者の存在が、子どもの内発的な動機に少しでも寄与できればステキだと思います。<br />
<br />
※子どもが相手を見て(指導者&支援者によって)、食べる&食べないのは「偏食」ではありません。指導者&支援者の関係性がしっかり構築できていない、もしくは単に技量の問題です。<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">2)もう一つ、基本は「食事」は「おいしい」「楽しい」ということを大切に</span></h4>
<div>
子どもの頃、給食や食事の時間を楽しみにしていた人は多いのではないでしょうか?</div>
<div>
(。・∀・。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それがどうでしょうか、修行のような苦痛の時間だったとすれば…。食事は、人の生活でも睡眠などと同様、結構重要なポジションにあると思います。それが食事に関する指導とは言え、子どもが苦痛に感じるようであれば・・・ちょっと可哀想ですよね。</div>
<div>
<span style="color: #b45f06;"><b><br /></b></span></div>
<div>
<span style="color: #b45f06;"><b><u>食べて「おいしい」&みんなと食べて「楽しい」を大切にすることは基本だと思います</u></b></span></div>
<div>
(。・∀・。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
あと、表出が少ない自閉症スペクトラムの子どもは、「おいしい!」といった共感を他者に訴えることは少ないかもしれませんが、子どもの発語がないからといって、指導者&支援者が無言になっていいわけではありません!</div>
<div>
<br /></div>
<div>
…たまにいるんですよね、そういう人が(;・∀・)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「給食おいしいね!こっちもおいしいよ!」「先生、きのこ食べてみるよ〜見ててね〜」こっちから「共感的な言葉かけ」をすることも大切だと思っています(雰囲気作りも大切ですよ)。</div>
<div>
(。・ω・)ノ </div>
<div>
<br /></div>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">3)柔軟な目標</span></h4>
偏食指導を考える際は、まわりの子どもとの比較ではなく、その子を見てルールであったり、指導方法を考えます。<br />
<br />
普段の食べるペース、今日の体調、給食・食事のメニューなんかもですね(。・∀・。)<br />
<br />
いろんなことを加味して、その日の無理のない目標を決めればよいと思います。<br />
<br />
…というのも、あまり子どもに負担がかかると、パニックになる子もいます。「もう給食・食事が嫌だ(´;д;`)」となってしまってはもともこもありません。<br />
<br />
時にはその日の指導の引き際も肝心です。思い切って、「今日はコレだけにしよう」と判断するのも大切です。<br />
<br />
※この判断はぺぇさんも難しいところです。例えば学校では、給食の時間が決まっていて、給食終了の時間が決まっていす。大人が思う以上に「時間がないから切り上げてもらえる(苦手なおかずの量が少なくなる)」ことを子どもはよく分かっています。<b><span style="color: #b45f06;"><u>こうした事態が頻繁に起こると、子どもに偏食指導の主導権を影で握られるようになってしまいます。</u></span></b><br />
<span style="color: blue;"><b><br /></b></span><span style="color: blue;"><b>そのため、はじめに盛るおかずの量・目標の設定は非常に重要です(。・ω・)ノ </b></span><br />
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">4)小技いろいろ</b></h4>
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>・食べやすくする・見た目を変える・量を調整する</b></span><br />
重度の自閉症スペクトラムの子どもで、パンは食べるがお米は食べないと聞いていた子が、ご飯を指の爪くらいの小さな「おにぎり」にして渡すと「食べた」という経験がぺぇさんにあります。<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>・スゴイ楽しみが後に控えている</b></span><br />
好きな給食のおかずの「おかわり」がしたくて、少量食べることができたパターンや、早く遊びに行きたくて(食事の次に楽しみなことがあって)、食べられたパターン。食べた「ご褒美」とも言えますね。ただ特別な「ご褒美」ばかりでは、「ご褒美」がないと食べないことに繋がるので、頻度は少ない方がよいと思います。<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>・達成感を味わうようにする</b></span><br />
苦手なおかずのはじめの量を極端に減らし(爪のさきほど)、食べきることで、お皿を空けた達成感を得られるようにする。認知が高い子には、食材の表を作って、食べられた食材にシールを貼り、達成感を感じられるようにしたこともあります。<br />
お皿が空っぽになったらおしまいという意識付けにもなります(。・ω・)ノ<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>・自己選択という後押し</b></span><br />
スプーンを2つ用意して、異なる苦手な食材を乗せ、どっちを食べるか提示します。<br />
ひとつのスプーンには量が多め、もうひとつのスプーンはちょびっとだけ…。要はちょびっとのスプーンなら「食べれそう!!頑張れそうと!!」と思わせる方法です。<br />
「自分で選択する」ことが、大きな後押しになったりします。<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>・苦手なもの・好きなものを食べる順でのかけひき</b></span><br />
<span style="background-color: white;"> 例;「デザート食べる前に、コレを一口たべよう」</span><br />
<span style="background-color: white;"> 「牛乳飲む前にコレ食べよう!!」など</span><br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span><span style="background-color: #fff2cc;"><b>・おかずを混ぜるパターン</b></span><br />
<span style="background-color: white;"> ちょこっと苦手なおかずを、得意なおかずと一緒に食べるという方法</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span><span style="background-color: white;"> ※これは子どもによっては、「だまされた!!(´;ω;`)」と思う子もいます。大人を信用しなくなり、指導者・支援者が差し出すものに手をつけなくなることもあるので、その子がどんなタイプかと、ご自身との関係・信頼性などもよく見計らって行うほうが良いと思います。</span><br />
<br />
・特別支援学校でのケースで、学校の畑でとれた、自分が育てた野菜を持ち帰って調理すると食べるようになったパターン<br />
<br />
・・・(。・∀・。)<br />
他にもいろいろやってきたんだろうけど、取りあえず思いつくものを取り上げてみました!<br />
<br />
身近な先輩に聞けば、きっといろいろ教えてくれると思います<br />
<br />
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">5)ルールを崩す&広げる</b></h4>
「食べ方」にこだわりがある場合は、「何にこだわっているか」をしっかり見極めることで、こだわりのルールを崩すことができる場合もあります。<br />
<br />
「白いご飯は食べず、『ふりかけ』をかけないと食べられない」という子がいて、実は「ふりかけ」にこだわっていなのではなく、「ご飯に何か『かける』ことにこだわっていた」ということもあります。<br />
<br />
この場合は、「ふりかけ」から、少し違ったものをふりかけることで、本人の食が広がると言えます。<br />
<br />
それと、強い「同一性保持」がある子どもの場合、案外、本人自身が「こだわることに疲れている&あきているがやめられない」というウソのような話もあります。何かきっかけがあれば、あっさりこれまでのルールやこだわりを捨てることがあります…(しかし、次のこだわりが始まるとも言えます。)<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">6)個人の判断で、施設・学校のできる以上のことはしてはいけません。</b><br />
<br />
時々あるのですが、子どもを思うばかりに、施設の限界を超えて対応しようとする指導者・支援者がいます。<br />
<br />
たとえば、「電子レンジで温めてほしい」という保護者からの要求はよくありますが、実際に対応できない学校がほとんどだと思います。<br />
<br />
まわりのクラスがそうした要求を断っているにの…勝手に電子レンジを設置したり…などなど。その先生がいるクラスは良いかもしれませんが、まわり、その次の年の後任の人が大変なトラブルに発展することは容易に想像できます。<br />
<br />
施設・学校としてどこまで対応できるかは、特にハード面であったり、個人の持ち込みなどをどこまで対応できるかなどは、一人で判断せず、組織で対応した方が良いと思います。<br />
<br />
<b>
一気に書いたので、書き漏れもありそうですが、だいたいこんな感じです<br />(。・ω・)ノ </b><br />
次は、「家庭との連携」という視点で記事を書こうと思っています(。・∀・。)<br />
<h3>
関連記事</h3>
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><span style="color: blue;"><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif; text-decoration-line: none;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">①原因や指導スタイルについて</a><br style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif; text-decoration-line: none;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">②偏食指導の小技</a><br style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif; text-decoration-line: none;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">③家庭との連携</a></span><br />
<div>
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-26883681132429783802017-04-23T18:45:00.003+09:002018-05-16T21:47:05.275+09:00【解説&ぺぇさんの主張】偏食指導のあり方について〜その1 いろんな原因説と指導スタイル 〜久々のブログ更新で〜す(。・∀・。)<br />
<h2>
偏食指導をどのようにすれば良いかを悩まれている保護者の方や、学校の先生も多いのではないでしょうか?</h2>
<h3>
<span style="color: blue;">偏食へのアプローチをどのようにしていくのかは、実は「指導方法」が確立しているわけではありません。</span></h3>
<br />
発達障害児というよりは、自閉症スペクトラム(ASD)児においての偏食の在り様というのは、長年において認知されていましたが、現在においてもそれ以上の進展はありません。<br />
<br />
そのため、<span style="color: #b45f06;"><b><u>現状は、学校や施設であったり、指導者・支援者の方針によるところが大きいと言えます。</u></b></span>また、あの子に上手くいったからといって、この子に当てはまるかというと、そうでもないのが指導の困難さを呈しています。<br />
<br />
ちょっと長くなりますが、自閉症スペクトラム児に限らず、いろんな障害も含め、今回は<span style="color: blue;"><b>「偏食指導」についての【解説】というよりは、「こんな考え方があります」という基礎的なものを紹介していきたいと思います(。・ω・)ノ</b></span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiXQ0QY-A3sriMR3qKtZRJZE7sdoodSvPSZ4vGQyTnmGqiL4DBTDbR1V24L6urpSfxvw-YSEqnbVZTi4VoeuImZkGhuoJo3JdRPXpnG9DusNxxxUxQHrvzMim3PkM5Cx0XADcHx-fkmDA/s1600/vegetable_yasai_kirai.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="800" data-original-width="622" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiXQ0QY-A3sriMR3qKtZRJZE7sdoodSvPSZ4vGQyTnmGqiL4DBTDbR1V24L6urpSfxvw-YSEqnbVZTi4VoeuImZkGhuoJo3JdRPXpnG9DusNxxxUxQHrvzMim3PkM5Cx0XADcHx-fkmDA/s200/vegetable_yasai_kirai.png" width="155" /></a></div>
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">そもそもの偏食の原因は?</span></h4>
<br />
これも明確に分かっていません。ぺぇさんがざっと今思いつくのでも、<br />
<br />
①臭いが原因説<br />
②味が原因説<br />
③温度が原因説(暖かいご飯しかダメ・冷たい牛乳しか飲まないなど)<br />
④見た目が原因説(真っ白なものが嫌、特定の色のものしか食べないなど)<br />
⑤食感が原因説<br />
(噛んだり、口に入れた感触など。変な弾力があるものなど。口腔内の過敏など)<br />
⑥大きさが原因説(小さくすると食べる)<br />
⑦見た目から味が想像できないから食べない説<br />
⑧味覚過敏:感覚過敏の解説でも述べましたが、触覚過敏の変形と見て、味覚においても「原始感覚」が強く出るという考えもあります。<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><b>・・・(ー_ー;)まだまだありますよ!!</b></span><br />
<br />
他にも、「スプーンの冷たい感触が嫌」、「特定の野菜が入るとダメ」(混ぜ込んで形が見えなくても分かる)、「特定のメーカーのものしか受け入れない」…etc<br />
<br />
<br />
実際には、いろんな要因が複合しているかと思います(;・∀・)<br />
<br />
こればっかりは本人しかわからない感覚もあるのかもしれませんね。<br />
<br />
また、自閉症スペクトラムの特徴でもある「同一性保持」で、こうした食べ方で慣れているから、「これで食べるんだ!」というのが強く出て、「こだわり」になっていると思うこともあります。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">ですが、ちょっと区別・整理したほうがよいのは、「単なる食わず嫌い」です。</span></h4>
<br />
意外と多いのは、頑なに「食べません!!」となっている子でも、やりとりの末、一口食べると普通に食べだす子もいます。<span style="color: blue;"><b><u>これは単に「見慣れないものは食べない」というのが強く出過ぎている結果です。</u></b></span>こうした子どもも、偏食だと言われている子どもの中に紛れています。<br />
<br />
こうした子どもは、比較的、経験を重ねることで食べられるものも増えていきますが、何もアプローチなく介入がなければ、「食べないまま」で食への関心は狭まり、「見慣れないものは食べない」という偏食へのこだわりを強めることへ繋がりかねません。<br />
<br />
偏食を指導するには、早い幼児期や、給食が始まる小学校(小学部)1年生が重要であると主張する人もいます。<br />
<br />
「環境の変化」という点においても、小学校(小学部)1年生の給食のスタートはチャンスでもあります。子どもによりますが、「学校では給食を食べるもの」という型にハメるチャンスでもあるからです。家では偏食がひどいが、学校では食べられるものが多いという子どもも多いですからね(。・ω・)ノ<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">どのような支援・アプローチを行うか?</span></h3>
<br />
いくつかの指導・支援パターンがあるかと思いますが、だいたい下の3つくらいに大別できるかと思います(。・∀・。)<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">① 指導者・支援者があの手・この手で積極的に介入するパターン</b><br />
(本人と交渉する、食べる順番、食べる量を提案するなど)<br />
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b>
<b style="background-color: #fff2cc;">② おかず・食材をスプーンに乗せ、口もとに持っていく(もしくは本人にスプーンをわたすなど)が、食べる食べないは本人に委ねるパターン</b>(いろいろ提示だけはしていくパターン)<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>③ 全く介入しないパターン</b></span>(本人の好きなように、思うように食べる)<br />
<br />
<br />
それぞれの指導者&支援者によって考え方があり、どれが正しいとは言えません。<br />
あ!ちなみに、ぺぇさんは①派です(。・∀・。)<br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>①派も数が少し減ってきて、②派が伸びてきているような気がします…③は少数派な気がしますが、もしかすると地域差もあるのかも(;・∀・)</b></span><br />
<br />
<br />
①派の指導に対して「嫌がっているものを食べさせるのは虐待ではないか」という主張があり、「偏食指導を行う」ことがためらわれる傾向にあるからです。<br />
<br />
残念なことに、偏食は単なる「好き嫌い」と考える人がまだまだいるため、そうした強引&無理矢理な指導を行おうとする人もいるのでしょう。当然、強引な偏食指導は問題になります。そりゃ、閉じている口に無理やりねじ込むようなことは、人権的な観点からも、もちろんいけませんよ!!<br />
<br />
①の指導は、本来、そうした指導ではありません。子どもに寄り添いながら行う指導ですが、同じくくりにみなされてしまうような傾向に動き出そうとしているのが、ぺぇさんは不本意です(ノД`)<br />
<u><br /></u>
<u><br /></u>
<b><span style="background-color: #fff2cc; color: #b45f06;"><u>しかしながら①と③は全く別のベクトルにあると言えます。</u></span></b><br />
<br />
③派については、食事場面以外においても「本人が嫌なことをさせてはいけない」「本人が好きなことだけをすれば良い」という考え方が主になっているような気がします。<br />
「好きなこと」「楽しいこと」を確立することによって、「嫌なこと」を明確にし、「好き」「嫌い」を伝えることなどへ発展しようという論調にあるように思います。<br />
<br />
①派のぺぇさんからすると、あくまで主観ですが、③の指導・支援を受けてきた子ども は、その予後も「ずっと偏食」な気がします。(そういう調査もあるわけではありませんが…。また、指導者だけでなく保護者の方も「それでよい」(偏食のままでいい)という人も相当数いるのも事実です)<br />
<br />
<br />
・・・というように偏食指導の考え方は様々です(; ・`д・´)<br />
みなさんはどうでしょうか?<br />
<br />
次はぺぇさんの指導スタイルを紹介しますね(。・ω・)ノ<br />
下に関連記事があるのでクリックしてのぞいっていってくださいね。<br />
<h3>
関連記事</h3>
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><span style="color: blue;"><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif; text-decoration-line: none;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_5.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">①原因や指導スタイルについて</a><br style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif; text-decoration-line: none;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_24.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">②偏食指導の小技</a><br style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;" /><span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif; text-decoration-line: none;">・</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/04/blog-post_25.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;">③家庭との連携</a></span><br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-86151566034563312072017-04-11T21:46:00.002+09:002017-04-11T21:46:38.242+09:00【ぺぇさんの日常】春のおとずれ (ツバメの話です)<h2>
4月になりましたね!!</h2>
<h3>
<br />発達障害&自閉症スペクトラムのお子さんのみなさん!!</h3>
<span style="color: #b45f06;"><b><u>入学であったり、進級・進学おめでとうございます</u>(。・ω・)ノ </b></span><br />
<br />
今年は桜咲く入学式・始業式になったのかな?<br />
<br />
実は今日の記事はこれだけ↑が言いたかっただけです(ー_ー;)<br />
<br />
<h4>
・・・(。・∀・。)せっかくなので春の話題でも。</h4>
<br />
さて、みなさんの春の訪れは何に感じますでしょうか?<br />
多くの方は「桜」ですかね?ピカピカのランドセルを持った1年生?<br />
<br />
ぺぇさんの場合は<span style="color: blue;"><b><u>「ツバメ」</u></b></span>です!!<br />
<br />
地域によると思いますが、実はツバメは4月〜6月にやってきて巣作りを始めます。<br />
ツバメが飛びだすと「春だな〜」と思いますwww<br />
<br />
<br />
・・・この辺から、ちょっと世間と感覚ズレていますねwww<br />
<br />
<br />
<h4>
ところでツバメのヒナって見たことありますか?(。・∀・。)</h4>
<br />
生まれてから少し成長したくらいのヒナは、頭に「ぴょーん」と<br />
毛が生えている姿がちょっとマヌケで可愛いんですよ!!(●´ω`●)<br />
<br />
あと、あんまりまわりの人はみんな知らないのですが、ツバメのくちばしって黒くてツヤツヤしているんです。<br />
<br />
<h4>
もうひとつ雑学を!!</h4>
ぺぇさんの地域もカラスが何羽かやってきてたのですが、ツバメが来るとカラスがいなくなります。<br />
<br />
ツバメがカラスを追いかけまわします!!<br />
ε=ε((( っ・ω・)っ<br />
<br />
ぺぇさんも、ツバメに追いかけられるカラス、ツバメに蹴りを入れられているカラスを何度か目撃しています。<br />
<br />
そんな姿を見ると、ツバメって「とっても果敢なんだなー」と思います。<br />
カラスとの体格差があるのにスゴイ!!<br />
<br />
<h3>
・・・発達障害のエピソード全く関係ありませんねwww</h3>
<div>
4月から更新のペースが落ちていますが、ゆっくり続けていきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m</div>
<br />
<br />
<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-9831017304008945412017-04-09T11:07:00.000+09:002018-05-16T21:48:15.298+09:00【ぺぇさんの工夫】職場での伝言の仕方<h3>
このコーナーは普段、ぺぇさん自身が工夫しているちょっとしたことを取り上げるコーナーです(。・∀・。)</h3>
<br />
診断のあるなしに関わらず、困っている人の参考になればと思い立ち上げたコーナーなので、どんな些細なことも紹介します!<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br />今回は「伝言」のような誰かに何かを伝える場面での工夫です。</span></h4>
<br />
以前から書いているように、<span style="color: blue;"><b><u>ぺぇさんは「話す」ことが苦手です。</u></b></span><br />
ちょっとした受け答えはなんとかなりますが、説明しようとか、伝えようという場面では「言葉が出にくい」のです(ノ∀`)<br />
<br />
よく悪口で、おおげさに言う人のことを「あの人は1のことを10にして話す」みたいな表現ありますよね(。・∀・。)<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">
ぺぇさんはその逆!!</span></h4>
<span style="color: #b45f06;"><b><u>「1あることを0.1にして話す」です(ノ∀`)</u></b></span><br />
(0.1より少なかったりしてw)<br />
<br class="Apple-interchange-newline" />
例えば何か伝言を頼まれたとします。<br />
<span style="color: blue;"><b><u>何の準備もなしに人に伝言を伝えにいくと、内容100%を伝えきれない恐れが十分にあります!!業務に支障が出ます!!!!</u></b></span><br />
(まぁ、準備しても100%からは程遠いのですが)<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">
そんな、ぺぇさんの工夫はやっぱり「書き出す」です!</span></h3>
<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">
パターンその①</span></h4>
メモに最低限伝えなければならないことを「箇条書きにして書く」<br />
↓<br />
話せるかどうかイメージしみる(予行練習。必要に応じてメモを書き直す)<br />
↓<br />
それを持って伝言に行く!!<br />
↓<br />
メモを見ながら話す<br />
↓<br />
それでも自信がないときは、そのメモごと渡してしまう!!<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">
パターンその②</span></h4>
ちょっとメモで済まない複雑な内容のパターン(伝言というよりは、ぺぇさんが誰かに意見を聞きたいときに多いかな)では<span style="color: blue;"><b><u>「メール」</u></b></span>をします。たとえ、すぐそこの机の人であろうとも!!(職場のデスクの話です)<br />
<br />
メールで内容を分かりやすく(伝わりやすく)整理して文章を打つ<br />
↓<br />
そのメールを送信する<br />
↓<br />
その内容を箇条書きにしてメモに書き出す<br />
↓<br />
話せるかどうかイメージしみる(予行練習)<br />
↓<br />
伝えたい人のところへ行く<br />
↓<br />
「今、メールでも送ったのですが…◯◯の件で…」と話す。<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span>
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">
…という具合です(。・ω・)ノ </span></h4>
ぺぇさんにとっては、<span style="color: blue;"><b><u>人に話しかけるタイミングもよくわからないので、それを見測ろうとする二重苦もありますw</u></b></span><br />
<br />
他の人なら、一瞬で終わるようなことも、少なくとも倍以上の時間はかかります(;・∀・)<br />
<br />
まあこうした工夫によって、時間はかかるかもしれませんが、伝えたいことを確実に伝えることができています。<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b><u>・・・まぁこれは、テクニックというより、ぺぇさんの「保険」のようなものです。</u></b></span><br />
書くことで、<span style="color: #b45f06;"><u><b>しっかり「これだけのことは伝えました」という言質にしているのです</b></u></span><br />
(。・ω・)ノ<br />
<br />
<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-38895314388264705842017-04-02T16:19:00.003+09:002017-04-02T16:19:28.278+09:004月からは・・・&サイトマップ更新<h4>
4月からは・・・</h4>
<div>
4月からの「うちのぺぇさん」ブログですが、ぺぇさんが少し忙しくなるため、記事期の更新頻度が低くなるかと思います(;・∀・)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ネタはたくさんあるのですが、記事を書く時間がありません_(┐「ε:)_</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
ですが、少しずつ更新していくので、またよろしくお願いしますm(_ _)m</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h4>
そしてサイトマップ更新しました(。・ω・)ノ </h4>
<div>
よければのぞいてくださいね〜</div>
<div>
<br /></div>
<div>
サイトマップへ <a href="http://pexe3.blogspot.jp/p/blog-page_3.html" style="color: blue;">http://pexe3.blogspot.jp/p/blog-page_3.html</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-15091703787001976072017-03-30T22:36:00.001+09:002017-03-30T22:36:09.811+09:00【時事ネタ】(」・∀・)」オーイ もうすぐ「世界自閉症啓発デー」&「発達障害啓発週間」ですよー!!ver.2017<h2>
<span style="background-color: #fff2cc;">4月2日 は『世界自閉症啓発デー』となっています(。・∀・。)</span></h2>
<br />
<div>
世界自閉症啓発デーは、平成19年に国連で決議され、全世界での自閉症スペクトラムの理解促進をねらいとし様々な情報発信が行われたり、シンポジウムが行われます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
世界自閉症啓発デーの実行委員会のURLを貼っときますね!<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">実行委員会〈公式サイト〉</span></h4>
</div>
<div>
<a href="http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=165"><span style="color: blue;">http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=165</span></a><br />
<br />
<br />
<div style="-webkit-text-stroke-width: 0px; color: black; font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN"; font-size: medium; font-style: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-ligatures: normal; font-weight: normal; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px;">
</div>
<br />
<div style="-webkit-text-stroke-width: 0px; color: black; font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN"; font-size: medium; font-style: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-ligatures: normal; font-weight: normal; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px;">
<div style="margin: 0px;">
実行委員会は、日本自閉症協会が主体となっています。(主催は厚生労働省も)</div>
</div>
</div>
<div>
そして後援にも様々な団体や学会が名を連ねます。<br />
<br />
公式サイトには、国連のメッセージや日本の省庁のメッセージなども載っています。<br />
一度、御覧ください(。・ω・)ノ<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">関連するイベント</span></h3>
<br />
この世界自閉症啓発デーに賛同して、各県などで、イベントやシンポジウムも企画されています。<br />
<br /></div>
<div>
それと、<b><u style="background-color: white;"><span style="color: blue;">ブルーライトアップという企画</span></u></b>も行われます。みなさんのお住まい地域でも有名な建物やランドマークが青く照らされているとそういう理由ですよ(。・∀・。)<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">実行委員会公式ページ「日本各地の取り組み」(自治体の取り組み&ライトアップ一覧)</b><br />
<br />
<a href="http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=543"><span style="color: blue;">http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=543</span></a></div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
東京では東京タワーが青くなるみたいですよ</div>
<div>
大阪では大阪城天守閣、通天閣なんかが青くなるみたいですよーヽ(・∀・)ノー!!<br />
<b><u><br /></u></b></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u>ぺぇさんも、4月2日は外出の際は青いものを身につけて外へ出ようと思います</u></b></span><br />
<span style="color: blue;">ε=ε((( っ・ω・)っ</span><br />
<br />
<br /></div>
<div>
あと同時に<span style="color: #b45f06;"><b><u>発達障害啓発週間が4月2日〜4月8日</u></b></span>に設けられています。</div>
<div>
これはだぶん日本だけじゃなかったかな?自閉症だけではなく、発達障害もあわせて、国内でいろんな情報の発信が行われることだと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
こうしたシンポジウムが年数を重ねられることで、少しずつ理解は広まるのだと思います!!<br />
<br />
普段自閉症スペクトラムの方々と関わりのない人も、少しでも「世界自閉症啓発デー」の日は「自閉症&発達障害」の話題にふれてほしいな〜と思います(●´ω`●)<br />
<br />
みなさんも、積極的に話題に取り上げてほしいなと思います(。・ω・)ノ<br />
最後に↓だけ引用しておきますね!!<br />
<br /></div>
<div>
<span style="color: #b45f06;"><b><u>世界自閉症啓発デーとは〈公式サイトからの引用です〉</u></b></span></div>
<div>
<span style="background-color: white; color: #6e6e6e; font-family: "arial" , sans-serif; font-size: x-small;"> 国連総会(H19.12.18開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。</span><br />
<span style="background-color: white; color: #6e6e6e; font-family: "arial" , sans-serif; font-size: x-small;"> わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動を行っています。</span><br />
<span style="background-color: white; color: #6e6e6e; font-family: "arial" , sans-serif; font-size: x-small;"> 具体的には、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。</span><br />
<span style="background-color: white; color: #6e6e6e; font-family: "arial" , sans-serif; font-size: x-small;"> 自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考えております。</span><br />
<span style="background-color: white; color: #6e6e6e; font-family: "arial" , sans-serif; font-size: x-small;"> みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。</span></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-72390145960042261712017-03-29T20:59:00.000+09:002018-05-16T21:47:54.344+09:00【ぺぇさんの主張】カサンドラ症候群を勉強しての感想<h4>
カサンドラ症候群について解説したので、それに関してぺぇさんの考えを述べたいと思います(。・∀・。)!!</h4>
<div>
<br /></div>
<div>
現状、診断の基準となるDSM−Ⅴに記載がなく、あくまで、カサンドラ症候群は「病気」や「疾患」、「障害」として定義されているものではありません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
DSM-Ⅴにも、問題点や継続した課題というのはあるので、これからも検討されていくかと思いますが、当面はキビシイのではないかと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「パーソナリティ(個人)」としての疾患については症例や研究も進んでいますが、「他者との関係性」となると、一概に言及することが難しいからです(;・∀・)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「アレキシサイミア(感情を表出・知覚する困難さ)」が、研究の突破点になりそうですが…、これも十分な知見が整っていないと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">カサンドラ症候群の与えた影響</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
そうはいっても、カサンドラ症候群が、<span style="color: blue;"><b><u>「パートナー」が感じる困り感</u></b></span>であったり、アスペルガー症候群を<span style="color: blue;"><u><b>受け入れる・理解するまでの困難さ</b></u></span>を世に知らしめたことは非常に大きいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちょっと逸れますが、自閉症スペクトラムなどの「家族」であったり、障害のある子どもの「兄弟姉妹」をどう支えるかという、研究はこれまでにもありましたが、それはあくまで支援制度・福祉制度的な観点からであったり、特別支援教育教育・教育心理系の論文から、ポンっと「こんなことに困っている」というような調査が、日本では多いように思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: #b45f06;"><b><u> 一方、カサンドラ症候群は、パートナーの方の「困り感」に共感し、押し上げられて知られるようになったといっても過言ではないでしょう</u>(。・ω・)ノ </b></span></div>
<div>
<span style="color: #b45f06;"><b><br /></b></span></div>
<div>
よく「当事者」というと障害のある人本人を指しますが、カサンドラ症候群は、障害のある人「本人だけが当事者ではない」ということを改めて示していると、今回いろいろ記事を書いて感じました(。・ω・)ノ </div>
<div>
<br /></div>
<div>
日本での臨床的なものはまだまだ少ないので、これから研究や支援なども充実していくことを願っています。</div>
<div>
あと、そのうち、ぺぇさん夫婦の間についても、カサンドラ症候群の観点から考えたいですね(。・∀・。)<br />
マクシーン氏の本も機会があれば読みたいと思います(。・ω・)ノ<br />
<br />
<h3>
関連記事</h3>
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/blog-post_57.html" style="background-color: white;"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群 その① 〜名前の由来〜</span></a><br />
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/afdd.html" style="background-color: white;"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群 その② 〜マクシーン氏のAFDD〜</span></a><br />
<a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/03/blog-post_93.html"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群を勉強しての感想</span></a><br />
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-15956119610993369782017-03-28T20:28:00.000+09:002018-05-16T21:47:25.373+09:00【解説】カサンドラ症候群 〜 その2 マクシーン氏の「AfDD」の概念 〜<h2>
カサンドラ症候群の続きです。</h2>
ちょっと見慣れない英語が多くて読みづらく、抵抗感あるかもしれません<br />
…すみませんm(_ _)m<br />
<br />
<br class="Apple-interchange-newline" />
今日は具体な中身について述べたいと思います!!(。・∀・。)<br />
<span style="background-color: white;">カサンドラ症候群の研究者、Maxine Aston(以下、</span>マクシーン氏)の<span style="color: #b45f06;"><b><u>『Affective Deprivation Disorder (AfDD)』</u></b></span>についてです。<br />
<br />
AfDDは、日本版wikipediaに合わせて、<b>「情動剥奪障害」</b>としておきましょうか…<br />
精神医学の翻訳はちょっと専門外なので引用させてもらいます(´・∀・`)ゞ<br />
<br />
前にも書いたとおり、もともとは、「カサンドラ」が前についていたみたいですが、現在のマクシーン氏のホームページには「カサンドラ」が外れているので、ぺぇさんの記事でも念のため外しておきます。<br />
<br />
…読みにくいようなら、カサンドラ症候群に読み替えてもらってもいいと思いますwww<br />
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b>
<span style="background-color: #fff2cc;">それといい加減なぺぇさんの翻訳なので、興味を持たれた方は原文をチェックしていただ</span><span style="background-color: #fff2cc;">ければと思いますm(_ _)m</span><br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span>
<b>
あと、小難しいことたくさん書いてるので、時間がなければ最後の「まとめ」だけでいいかもwww マクシーンさん、よいこと書いていましたよ(。・ω・)ノ</b><br />
<br />
<div>
あんまり日本で紹介されてないんじゃないかな?マクシーンさんの本買うと書いてるのかなwww<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiliHMO62AVbWTIVDVr73ORz9IsxeRWYZTvVHZK4L0U_yYKm8wmNBC8C5xBArwuH0D1KBtNAoB8nD0Om2dx9Zy1IqearLzWCi7h0a-pfLQ1NYGBNGg0DRhu5ZEygs20sPErJv8Y4eaasGA/s1600/fufu_young.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="666" data-original-width="690" height="192" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiliHMO62AVbWTIVDVr73ORz9IsxeRWYZTvVHZK4L0U_yYKm8wmNBC8C5xBArwuH0D1KBtNAoB8nD0Om2dx9Zy1IqearLzWCi7h0a-pfLQ1NYGBNGg0DRhu5ZEygs20sPErJv8Y4eaasGA/s200/fufu_young.png" width="200" /></a></div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
マクシーン氏のサイトから適当に翻訳しますね(。・ω・)ノ</h3>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">AfDD(情動剥奪障害)とは</span></h4>
<span style="color: blue;"><b><u>情動剥奪障害( AfDD )は、情緒的・共感的もしくは</u></b></span><b><span style="color: blue;"><u>アレキシサイミア</u></span></b><span style="color: blue;"><b><u>(感情の知覚)が低い配偶者(または子ども)が経験することがある感情の欲求不足から生じる『関係性の</u></b></span><span style="color: blue;"><b><u>障害』である、</u></b></span>とのことです。<br />
<br />
当初は「アスペルガー症候群の成人配偶者」を対象としていましたが、今はアスペルガー症候群以外にも、うつ病、摂食障害、心的外傷ストレス障害、人格障害といった、低感情・アレキシサイミアが要因となる障害なども対象にしてると述べられています。<br />
<br />
ちなみにアレキシサイミアは「心身症」と関連が深いと考えられており、下の方でも述べていますが、自閉症スペクトラムとの関連性も研究されています。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">AfDDの診断(マクシーン氏のサイトより)</span></h4>
各カテゴリーの指標の一部または全部に該当すること<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>パートナーは、以下の1つ以上の診断基準を満たさなければならない。</b></span><br />
・低い心の知能<br />
・アレキシサイミア<br />
・低い共感指数<br />
<br class="Apple-interchange-newline" />
※心の知能とはEmotional Intelligenceの略ですね(。・∀・。)「EI」よりも、日本ではその指標となる「EQ」の方がよく知られています。IQが知能指数と言われますが、EQは心や感情の知能指数と呼ばれます。EQはまだまだ発展途上の概念です。<br />
<div>
<br /></div>
<span style="color: blue;"><b>関連するプロフィールに、以下の1つまたは複数が含まれる。</b></span><br />
・激しい対立<br />
・家庭内虐待:精神的および/または肉体的<br />
・婚姻や関係の満足度の低下<br />
・関係の質の低下<br />
<br />
<h4>
<b style="background-color: #fff2cc;">AfDDの考えられる心理的症状 </b></h4>
・低い自己評価<br />
・混乱・困惑<br />
・怒り、うつ、不安の感情<br />
・罪悪感<br />
・自己喪失<br />
・恐怖症 - 社会的/広場恐怖症<br />
・外傷後ストレス反応性<br />
・疲労<br />
・不眠症<br />
・片頭痛<br />
・体重の増減<br />
・PMT /女性に関する婦人科系の症状<br />
・ME(筋萎縮性脳脊髄炎)<br />
・低免疫<br />
<br />
・・・だそうです。<br />
<br />
書いてから、日本版wikipediaにもある事に気づいた_(┐「ε:)_<br />
あ( ゚д゚)!でも日本版wikipediaには書いてないのもあるね…なぜだwww<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">アレキシチミアと自閉症スペクトラムとの関連</span></h3>
<span style="font-weight: normal;"> 氏はAfDDと</span>アレキシサイミア(感情を知覚する障害)にも言及しています。<br />
<div>
簡単に言うと、共感したり、感情を読み取ったりという力が弱い、ASD(自閉症スペクトラム)と関連があり、それは「心の理論」の問題によるそうです。</div>
<div>
アレキシチミアの罹患率は、自閉症スペクトラム(85%)だそうです。こうしたアレキシサイミアの成人と親密になる結果、AfDDが進行すると述べられています。<br />
<br />
※アレキシサイミアは、感情に関する表出や知覚などの困難さを指す用語ですね(。・∀・。)<br />
たしかに、自閉症スペクトラムの特徴と重なるので、そういう結果になるでしょう!!<br />
<br /></div>
<br />
<h3>
<b style="background-color: #fff2cc;">治療的介入</b></h3>
<span style="font-weight: normal;">マクシーン氏のサイトでは</span><span style="color: blue;"><u><b>「AfDD」が二次障害であることを強調しています。</b></u></span><br />
<span style="color: blue;"><u><b><br /></b></u></span>
一次的な障害は「EDD」という似た障害があり、それは永続的な症状を見せるが、<span style="color: #b45f06;"><b><u>『 一方、 AfDDは、ストレスの多い状況が変化した後に消える二次的な関係である。 AfDDの二次的な奪取はEDDよりも治療介入に反応する可能性が非常に高い』</u></b></span>と述べています。<br />
<br />
また、<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b><u>「両方のパートナーが協力して相違点を理解し、より良いコミュニケーション方法を見出し、両者のために働く情緒的表現と愛情を示すことの大切さ」</u></b></span>を述べています。<br />
<br />
マクシーン氏のサイトではその治療についても少しだけ述べられています(。・∀・。)<br />
<br />
以下の治療項目はそれらで苦しんでいるAfDDの人に実施することができる。<br />
<br />
・自己尊重の再構築<br />
・声を出す<br />
・否定的な反応を見る<br />
・自己イメージを見る<br />
・自信をつける。<br />
・断言的になる。<br />
・ワークショップに出席する。<br />
<br />
・自己を見つける<br />
・親 と子の役割の特定。<br />
・学習された無力感を変える。<br />
・自己を再建する。<br />
・家族と関係の再構築。<br />
・社会生活を再建する。<br />
・サポートを見つける。<br />
<br />
マクシーン氏はこうした取り組みができるとしています。
<br />
<b>・・・(。・∀・。)閃いた!!まとめはズルしよう!!</b><br />
<br />
<h3>
まとめ</h3>
以下(みどりライン部)は、google大先生の翻訳にぶっ込みました!!ちょっと読みやすいようにぺぇさんが語句を代えています(。・ω・)ノ …それでも読みにくいですが、<span style="color: #b45f06;"><b><u>とても良いことが書いてあると思います。</u></b></span><br />
<br />
<span style="background-color: #d9ead3;"><b> </b>『AfDDは、人がいて過渡的な状況に基づいている二次的障害であり、関係における認識の欠如の結果であり、人格障害ではありません。 もちろんこれは意図的に引き起こされるものではありません。 どちらかといえば両者に違いのあるニーズが存在するという認識や拒否が欠如しているためです。</span><br />
<span style="background-color: #d9ead3;"><br /></span>
<span style="background-color: #d9ead3;"> 感情的な相互主義、愛と帰属は、人間の必要不可欠なものです。これらのニーズが満たされておらず、その理由が理解できない場合、心身の健康に影響を与える可能性があります。 意識と理解はこれを排除することができ、AfDDの影響は、両方が非常に異なるニーズをどのように受け入れ、理解しているかがわかると改善する可能性があります。 自己診断や専門医による診断は、それほど大きな違いを生み出すことができ、どちらの責任も否定できないという認識があるため、関係の両方にプラスの効果をもたらすのはこのためです。 </span><br />
<span style="background-color: #d9ead3;"><br /></span>
<span style="background-color: #d9ead3;"> AfDDの効果は、原因の表出によって排除または削減できますが、両方のパートナーがそれを受け入れる場合に限ります。 受け入れは、AfDDパートナーが経験している感情的な入力の欠如を回復するための措置を講じることを可能にします。 この結果は、関係における両者の自尊心と自己価値を回復するのに役立ちます。 このことから、いくつかのカップルは、(診断が受け入れられれば)苦労している問題を、条件ではなく互いに関連付けることができます。 </span><br />
<span style="background-color: #d9ead3;"><br /></span>
<span style="background-color: #d9ead3;"> 日光がSADのバランスを回復するのと同じように、感情的なインプットと理解は、AfDDの影響を受ける人のバランスを回復させることができます。 しかし、低感情性知性やアレキシチミアの影響を受けた成人が自分の状態を知らない、または拒否している場合、AfDDの影響は今後も続きそうです。』</span><br />
<span style="background-color: #d9ead3;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">※SADは季節性の鬱のことです</span><span style="background-color: white;">・・・(。・∀・。)</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;"> マクシーン氏のサイトでは「SADに似てて分かりやすい」とSADを紹介していますが、</span><span style="background-color: white;">いくつかの<span style="color: #b45f06; font-size: large;"><b><u>日本のいくつかのサイトでは「SADの症状」と「カサンドラ症候群の症状」がごちゃまぜになって紹介しているような</u></b></span></span><span style="background-color: white;"><span style="color: #b45f06; font-size: large;"><b><u>・・・</u>(;・∀・)</b></span></span><br />
<span style="background-color: white;"> この2つはよく似ているとしていますが、</span><span style="background-color: white;">すくなくとも、</span><span style="background-color: white;">マクシーン氏のサイトでは</span><span style="background-color: white;">「リビドーの喪失」はSADの症状として紹介されていますよ〜( 」゚Д゚)」</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">長くなったのでいったん切ります(ー_ー;)</span><br />
<span style="background-color: white;">次は、もう少し補足と、</span><span style="background-color: white;">カサンドラ症候群に関するぺぇさん考えなんかを記事にしたいと思います(。・ω・)ノ </span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;"> </span><br />
<h3>
関連記事</h3>
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/blog-post_57.html" style="background-color: white;"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群 その① 〜名前の由来〜</span></a><br />
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/afdd.html" style="background-color: white;"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群 その② 〜マクシーン氏のAFDD〜</span></a><br />
<a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/03/blog-post_93.html"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群を勉強しての感想</span></a><br />
<br />
<span style="background-color: white;"><b>参考引用文献</b></span><br />
<span style="background-color: #d9ead3;">・Maxine Aston氏のホームページ</span><br />
http://www.maxineaston.co.uk/cassandra/AfDD.shtml<br />
http://www.maxineaston.co.uk/cassandra/<br />
<span style="background-color: #d9ead3;">・Affective Deprivation Disorder: Does it Constitute a Relational Disorder</span><br />
(http://www.maxineaston.co.uk/research/Affective%20Deprivation.pdf)<br />
<span style="background-color: #d9ead3;">・日本版wikipedia 「カサンドラ症候群」</span><br />
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%8 9%E3%83%A9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4<br />
<span style="background-color: #d9ead3;"><br /></span>
<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-51679713158608363132017-03-27T18:56:00.002+09:002018-05-16T21:45:22.632+09:00【解説】カサンドラ症候群とは 〜 その1 名称の由来 〜<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">カサンドラ症候群をご存知でしょうか?</span></h3>
<br />
ぺぇさんも、知っているかどうかを妻から聞かれて初めて知りました!<br />
・・・世の中には知らないことが、まだまだあります(; ・`д・´)<br />
<br />
妻からの情報によれば、「アスペルガー症候群の配偶者が患う病であること」、その原因は「配偶者との意思疎通の難しさや周囲にその大変さを理解してもえない」とのことだそうです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoIW7EFmQILwWqABl4GvNiKStfv_5Er64MUA4175catcW-093SWt5vGF_tanDZ6cdnCeknnZvMLsvpUxyM1yksGTifgg0PnpAzBTY2rONubxkaUm2Asjt_zb6A_0AalDTsrKbLTGz8L8Y/s1600/fufu_young.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="666" data-original-width="690" height="192" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoIW7EFmQILwWqABl4GvNiKStfv_5Er64MUA4175catcW-093SWt5vGF_tanDZ6cdnCeknnZvMLsvpUxyM1yksGTifgg0PnpAzBTY2rONubxkaUm2Asjt_zb6A_0AalDTsrKbLTGz8L8Y/s200/fufu_young.png" width="200" /></a></div>
<br />
<br />
知らないことは勉強しなければなりません!!<br />
だって、ぺぇさんも「発達障害」だから妻に影響あるかもしれませんし…。<br />
<br />
ぺぇさんの手元の書籍では、見当たりません(ー_ー;)<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">ぺぇさんの疑問は次々と出てきます。</span></h4>
<div>
・発達障害はいくつかあるのに、アスペルガー症候群だけに限定しているのか?</div>
<div>
・診断基準は?</div>
<div>
・子がアスペルガー症候群だったら、親はカサンドラ症候群にならないのか?</div>
<div>
・アスペルガー症候群の配偶者の何%が、カサンドラ症候群なのか?</div>
<div>
・DSM−Ⅴになって、ASDとなり、より広い概念になったが、それにあわせてカサンドラ症候群の概念は変わったのか?</div>
<div>
<br /></div>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">とりあえずネットで見るぞ!</span><span style="background-color: white;"> ε=ε((( っ・ω・)っ</span></h4>
<div>
<br /></div>
<div>
・・・(。・∀・。)アレ?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
DAMP症候群の時と同じで、診断に使われる「DSMーⅤ」(アメリカ精神医学会の診断基準)には載っていないぞ…</div>
<div>
<br /></div>
<div>
う〜ん、というかwikipedia(日本語版)が一番くわしい…Σ(・∀・;)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">いつものごとく海外の論文&ネット記事から情報を得ましょう!!</span></h3>
<div>
というか「wikipedia」に大変、詳しくまとめれられているので、ぺぇさんの記事が勝てそうにありませんwww</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まあ、必要ないかもしれませんが、ぺぇさんの勉強もかねて、できるだけ「wikipedia」にない部分をひろってまとめます(´・∀・`)ゞ</div>
<div>
<br /></div>
<div>
日本語版のwikiペディアによると、</div>
<div>
カサンドラ症候群の英語表記は「Cassandra Affective Disorder」</div>
<div>
もしくはカサンドラ情動剥奪障害「Cassandra Affective Deprivation Disorder」だそうです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これを足がかりにたどると、カサンドラ症候群の第一人者は</div>
<div>
Maxine Aston(マクシーン・アストン)という研究者にたどりつきました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
マクシーン氏のホームページにいろいろ解説を載せてくていますが、</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そこの表記は</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b><u>『Affective Deprivation Disorder (AfDD)』</u></b></span>となっています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
…(。・∀・。)はて?</div>
<div>
カサンドラがついていませんね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
マクシーン氏のHPに関連付けられているPDFファイルの論文?(何年に書かれたものかが不明)を読むと、</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="background-color: white; white-space: nowrap;">「Cassandra Phenomenon」(Rodman、2003)</span></div>
<div>
↓</div>
<div>
<span style="background-color: white; white-space: nowrap;">「C</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">assandra Affective Disorder」(</span>マクシーン、<span style="background-color: white; white-space: nowrap;">2005)</span></div>
<div>
<span style="background-color: white; white-space: nowrap;"> ↓</span></div>
<div>
「Cassandra Affective
Deprivation Disorder」 (マクシーン、 2007)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
の経緯があったみたいですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それぞれの呼称の変更に伴って、どのように概念が変わったかであったり、どうして現在は「カサンドラ」が外れているかが、今回調べた限りではわかりませんでした。</div>
<div>
・・・研究者・そのチームで呼称が違うのかな?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
というか、マクシーン氏は論文より書籍の方を出版されているので、そちらを見れば詳しく分かるかもしれません…が、ぺぇさんにそんなお金はないのでこの辺が限界のようです(ー_ー;)残念!!</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
<span style="background-color: white; white-space: nowrap;"> Rodman(2003)が、アメリカの「アスペルガー症候群</span><span style="white-space: nowrap;">によって影響を受ける成人家族の会」</span><br />
<span style="white-space: nowrap;">(</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">FAAAS:</span><span style="background-color: white; color: #222222; font-family: sans-serif; font-size: 15.104px;">Families of Adults Affected by Asperger’s</span><br />
<span style="background-color: white; color: #222222; font-family: sans-serif; font-size: 15.104px;">Syndrome</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">)に関連するようですが、</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">詳しい情報を発見することができませんでした。</span><br />
<span style="background-color: white; white-space: nowrap;"><br /></span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;"> 日本版のwikipediaでは2003年の</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">「FAAAS」の会議で</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">「C</span><span style="background-color: white; white-space: nowrap;">assandra Affective Disorder」</span><br />
<span style="background-color: white; white-space: nowrap;">が発表されたようですが、ぺぇさんの見つけたところには</span>マクシーン氏によるもの(2005)と書かれています。</div>
<div>
<br />
う〜ん、どっちが正しいんだろう(;・∀・)<br />
<br />
<br />
ちなみに「カサンドラ」の由来はギリシャ神話です。<br />
予言の力を授けられた「カサンドラ」に「誰も予言を信じない」という呪いがかけられたというお話です。カサンドラはいろんなジャンルで例え話として使われているみたいですね。<br />
<br />
まだまだ長くなりそうなんで、いったん切りますね_(┐「ε:)_<br />
次は、マクシーン氏のサイトからカサンドラ症候群の詳細をお伝えします。<br />
<br />
肝心の中身はまた次回に(。・ω・)ノ<br />
<h3>
関連記事</h3>
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/blog-post_57.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群 その① 〜名前の由来〜</span></a><br />
<span style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ pro w3" , , "meiryo" , , sans-serif;"> </span><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/afdd.html" style="background-color: white; font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3", メイリオ, meiryo, 游ゴシック, sans-serif;"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群 その② 〜マクシーン氏のAFDD〜</span></a><br />
<a href="https://pexe3.blogspot.com/2017/03/blog-post_93.html"><span style="color: blue;">・カサンドラ症候群を勉強しての感想</span></a><br />
<h3>
<b>ー参考引用文献ー</b></h3>
<span style="background-color: #d9ead3;">・Maxine Aston氏のホームページ</span><br />
http://www.maxineaston.co.uk/cassandra/AfDD.shtml<br />
<span style="background-color: #d9ead3;">・Affective Deprivation Disorder: Does it Constitute a Relational Disorder</span><br />
(http://www.maxineaston.co.uk/research/Affective%20Deprivation.pdf)<br />
<span style="background-color: #d9ead3;">・日本版wikipedia 「カサンドラ症候群」</span><br />
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%8 9%E3%83%A9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4<br />
</div>
<div>
<br /></div>
ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-11361322305195546212017-03-26T11:33:00.001+09:002017-03-26T11:33:06.094+09:00【ぺぇさんの工夫】ICレコーダーの活用&発達障害のある人が使う場合の注意点<h3>
今日はICレコーダー(ボイスレコーダー)の活用についてです(。・∀・。)</h3>
<br />
<br />
発達障害のぺぇさんは、話すのも苦手ですが、「聴くこと」も苦手です。<br />
基本的に音声言語のやりとりには向きませんwww_(┐「ε:)_<br />
<br />
社会人の人は仕事で使っていることも多いと思いますが、ぺぇさんも<b style="background-color: #fff2cc;">「ICレコーダー」</b>を使っています。発達障害の方も、会議の録音や自分の苦手な能力を補うのに使っている方は多いのではないでしょうか?(。・∀・。)<br />
<br />
<br />
今、ぺぇさんが使っているのは<span style="color: blue;"><b><u>オリンパスの「VP−10」</u></b></span>というレコーダーです。<br />
スティックタイプで、ポケットにも入れやすくて、仰々しくなく、スッと目立たずに使えます。シルバーの部分をカチッとスライドして引き上げると、録音が始まるので、手元とを見ずに、不自然なことなく使えます。<br />
<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8s9Sj8WTATS7DrsR8z51ZQdhSfO-zKoGkZ_JYMyhcfdB_vhYQnl1-4uziwg2aju0WpbY4UGfNEUTq5MDOqkNzAmHYlI44nPFVUNtMQPFlB6lY5MRR30bp20EL0XEro0oB1WUHQpwHMy0/s1600/IMG_1706.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8s9Sj8WTATS7DrsR8z51ZQdhSfO-zKoGkZ_JYMyhcfdB_vhYQnl1-4uziwg2aju0WpbY4UGfNEUTq5MDOqkNzAmHYlI44nPFVUNtMQPFlB6lY5MRR30bp20EL0XEro0oB1WUHQpwHMy0/s320/IMG_1706.JPG" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ボールペンとの比較です</td></tr>
</tbody></table>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5QIjhqc6LD_k9yot2sQfwym4a6qhDrj8oLuaBSYRuoLJ7fcnK5gJPwagmhFscgxRIaMFZpT2APOWpXcIqwQrgxMBJkuuQWJNcAF6oOxlRWCncXXwHpqOIb5M0zMHRTDYfLW4iffkTifw/s1600/IMG_1707.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5QIjhqc6LD_k9yot2sQfwym4a6qhDrj8oLuaBSYRuoLJ7fcnK5gJPwagmhFscgxRIaMFZpT2APOWpXcIqwQrgxMBJkuuQWJNcAF6oOxlRWCncXXwHpqOIb5M0zMHRTDYfLW4iffkTifw/s320/IMG_1707.JPG" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">写真ではそんなにですが、結構な厚みがあります。<br />というかペンに比べると「ずっと太い」というのが正確かも。<br />でも他のICレコーダーに比べるとずっとスリム!!</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<br />
肝心な録音性能は…、ぺぇさんはスーツの下のカッターシャツの胸ポケットに入れているので、自分の服でカサカサ擦れる音が入り、聞き取りにくいことがありますが、今のところそこまで困ることもなく満足して使っています。<br />
<br />
※2017年3月現在、「VP-10」は生産が完了しているみたいですねΣ(・∀・;)<br />
今は新モデルで「ICレコーダー Voice-Trek VP-15」というのが出ているみたいです。<br />
<br />
<br />
ぺぇさんは、ちょっと大事な会議で、一人でちゃんと聞き取れるか自信のない時に使用しています。もっと大きな会議になれば、みんな堂々と机にゴツいボイスレコーダーを置いていますがwww<br />
<br />
職によるのかな?みなさんの職場ではどうでしょうか?(。・ω・)ノ<br />
<br />
これがあることによって、安心して聞き漏らすことが……違ったwww<br />
<span style="color: #b45f06;"><b><u>一言一句についていくこと&内容を必死にメモすることに集中していましたが、これがあることによって安心して会議に参加することができます</u>( -`д-´)</b></span><br />
<br />
会議録の内容もより、確実になります!!<br />
<h4>
</h4>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">発達障害のあるひとが使う上で気をつけるべきこと</span></h3>
<br />
デジタル機器の発達と普及により、発達障害の苦手なことは「デジタル機器で補おう」という動きにあります。<br />
<br />
それは確かに「革新的な支援」であり、効果も高いことが期待できます。ぺぇさんもそう思います。ただし、使い分けができればの話です。<br />
<br />
発達障害のある人へ、こうした「ボイスレコーダー」の活用というのは珍しいことではありません。どんどん推奨されている傾向にあります。<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b><u>ただ、見落としがちな点もあります。</u></b></span><br />
発達障害のある人は、使い方・マナーといったところで「根本的な点に気づいていない・知らないことがある」ということです。<br />
ぺぇさんはこうした利便性の反面、リスクも伝えていければな〜と思っています。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">①全てを「録音」してしまう…</span></h4>
<br />
当然ながら<b style="background-color: white;"><span style="color: #b45f06;"><u>ボイスレコーダーは「全てを録音」してしまいます</u></span></b>。それに<span style="color: #b45f06;"><b><u>伴い色んなリスクがあります</u></b></span>。<br />
<br class="Apple-interchange-newline" />
丸秘の会議にこっそりICレコーダーで録音していたら、当然、問題となります。これはルール違反で怒られるだけでは済みません。まずは、そういう場をわきまえることができるかどうか。<br />
<br />
他にも会議などでは「オフレコ」「ここだけの話」というのが、何の前触れもなく出てきます。丁寧に「ココだけの話ですが…」と切り出してくれれば良いのですが、必ずしもそうではありません。そういうのも「録音」されてしまいます。<br />
<br />
発達障害の方は、「暗黙のルール」の理解が苦手ということがよく言われます。それは、こうした会議の雰囲気を感じ取るのにも影響があります。<br />
<br />
仕事にもよるかと思いますが「このデーターは置いておいてはマズイ:(;゙゚'ω゚'):」という感覚がない・もしくは自分で判断できないタイプの発達障害の方は、正直、僕は使わない方がよいと思います。<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">②最低限のマナー</b><br />
<br />
①と関連しますが、なんでも録音すれば良いというものではありません。特にずーと録音していたり、勝手に録音していると「盗聴」と間違えられるかもしれません。<br />
<br />
対面での会話なんかでは「記録を残したいので、録音してもよいですか?」と、ことわりを伝える力も大切だと思います。<br />
<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">③データ管理&紛失のリスク</b><br />
<br />
あと、データの管理もきっちりしましょう。<br />
ICレコーダー、使われている発達障害の方も多いでしょう(。・∀・。)<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b><u>仮に、</u></b></span><b style="color: blue;"><u>たった今</u></b><b style="color: blue;"><u>持っているICレコーダーを紛失したとして…想像してみましょう!!</u></b><br />
※特にADHDの傾向にあって、ものをなくしやすい人は、こういったケースをしっかり想定した方が良いと思います。<br />
<br />
紛失しても問題ないものでしたか?中身のデータは何の会議?何月何日の?誰との会話?<br />
いますぐ上司に報告が必要ですか?いくつデータが入っていましたか?<br />
<br />
ぺぇさんがICレコーダーを持ち歩く時は、落としてもかまわないように常に中身は「空っぽ」にしています。使ったら毎日データをPCに移行したり、消去したり常に管理をしています。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">まとめ</span></h3>
これから使おうと考えている人は、<b><u><span style="color: blue;">リスクも考えましょう</span></u></b>(。・ω・)ノ<br />
<br />
発達障害の理解のある職場の人や上司に相談してからの方が、業務とあなたの特性を踏まえてのアドバイスがもらえて、安心して使えるかもしれません。<br />
(どんな場面で録音してよいかなど相談しておくことで、勝手に録音して問題となるリスクは少なくなると思います)<br />
<div>
<br /></div>
便利な面だけでなく、こうしたリスクも一緒に考えていきましょうね(。・∀・。)<br />
便利な道具だからこそ、しっかり管理して上手に使いこなしましょう!!<br />
<br />ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-50674009103482186502017-03-23T20:29:00.001+09:002018-05-16T21:51:04.937+09:00【解説】ADHDと関連!? 『DAMP症候群』とは・・・(その概念の曖昧さ)<h2>
前に紹介したDCD(発達性協調運動障害)に関連して、DAMP症候群について解説します(。・∀・。)</h2>
<div>
みなさん聞いたことありますでしょうか?DCD(発達性協調運動障害)に比べると、残念ながら、その知名度はもっと低くなります。</div>
<div>
<br /></div>
ネット記事ではDAMP症候群はDCDと一緒に紹介されていることも多いですね!!<br />
<div>
今回は先にDCDの解説記事を読んでもらった方ががよくわかると思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/dcd.html"> →→コチラ:発達性協調運動障害</a><a href="http://pexe3.blogspot.com/2017/03/dcd.html">へ</a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimtsGIPYn60vghdWRQibOYk0VEV9Kn4JirI3PhYsN2Uf4oKbzeqFMuRWtFsyVequAjXP_z0R3XM6hNJlUKLX8c7HcbVaLa5YfklKzsnWT9YIuXgzCXYSl6q3L4I0tP3DwRHtx-K_WTnnI/s1600/korobu_kodomo_girl.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="792" data-original-width="792" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimtsGIPYn60vghdWRQibOYk0VEV9Kn4JirI3PhYsN2Uf4oKbzeqFMuRWtFsyVequAjXP_z0R3XM6hNJlUKLX8c7HcbVaLa5YfklKzsnWT9YIuXgzCXYSl6q3L4I0tP3DwRHtx-K_WTnnI/s200/korobu_kodomo_girl.png" width="200" /></a></div>
<br />
<br />
ネットでは、当然のように「ADHDとDCDが併発している」という簡単な説明、もしくは「ADHDの多くがDCD」、それを「DAMP症候群」というような感じで掲載されていることが多いです。<br />
<br />
<b><span style="color: blue;"><u>ですので、今日はもう少し、掘り下げて見たいと思います</u>( -`д-´)</span></b><br />
<br />
<br />
…といっても、ぺぇさんもDAMP症候群については専門外ですので、英語の記事を読み漁りながら、まとめたいと思いますm(_ _)m<br />
(いつものことながら、DAMPに関する日本語での論文って、ほとんど聞いたことがありません)<br />
<br />
<br />
<span style="color: #b45f06;"><b>※今回の記事は、普段より正確な内容ではないかもしれません。</b></span><br />
<span style="color: #b45f06;"><b>興味を持たれた方は、一度、英語圏の論文を読んでください。</b></span><br />
<br />
<br />
<h3>
DAMP症候群とは</h3>
<div>
<br /></div>
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">まずは概要です</span></h4>
DAMP症候群・・・といっても、<span style="color: blue;"><b><u>実はDSM−Ⅴに診断名としてあるわけではありません。</u></b></span><br />
<br />
クリストファー・ギルバーグ(Christopher Gillberg)というスウェーデンの医師が1980年前半にその概念を提唱し、DAMPの用語自体は1986年からとされています。<br />
<br />
DAMPとは<br />
「Defict in Attentoin, Motor Contorol and Perception」です(。・∀・。)<br />
直訳すると、「注意、運動制御、認知知覚の不足」というようになります。<br />
それにsyndrome(症候群)がついています。単にDAMPと表記されることも多いようですね…ぺぇさんが見た限り、syndromeはほとんど付いていませんでした。<br />
<br />
DAMP症候群は主にスカンジナビア(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)の地域での研究が盛んなようです。<br />
<br />
<h4>
<span style="background-color: #fff2cc;">その診断基準は…</span></h4>
2003年のギルバーグの論文によるその診断基準によれば、<br />
<br />
・DSM-IVで定義されているADHDである<br />
・DSM-IVで定義されたDCDである<br />
・脳性麻痺によってうまく説明されない状態である<br />
・重度の学習障害に関連していない (IQは約50以上でなければならない)<br />
・他の診断カテゴリーがしばしば適用される、例えば、自閉症スペクトル、<br />
ODD、うつ病などが、DAMPの診断には必要ない<br />
<br />
ということです。ADHDに含まれない「運動制御」の点(DCDの特徴)がDAMP症候群の特徴となります。同論文によれば、DAMPはADHDのサブグループであるとの記述も見受けられます。<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ここで生じる大きな議論とは</span></h3>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
・・・ぺぇさんもこの論文を読んでいて真っ先に考えたのは<br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: large;">(。・∀・。)はて?</span></b><br />
<span style="font-size: large;"><b><br /></b>
<b>ADHDとDCDの2つの診断でよいのでは?</b></span><br />
<b><span style="font-size: large;">わざわざDAMP症候群と呼ぶ必要があるのか・・・</span></b><br />
<br />
<b>…</b>という点です。新しい病名・疾患名をつけるということは、その特徴があったり、必要があるということ。<br />
<br />
<br />
ギルバーグ氏の論文でも、いくらDAMPの予後(二次障害)がよくないと主張しても・・・DAMPという新しいジャンルを作ってそれが、何がどのように役に立つのかハッキリ書いているようには読めませんでした。英語圏の国がDAMPに関して批判的なのは認めていますがwww<br />
<br />
<br />
<br />
「う〜ん、とりあえず、他の外国のネット記事でいいからあたってみるか(ー_ー;)」<br />
<br />
↓<br />
<h3>
「・・・DAMP症候群、フルボッコじゃないですかΣ(・∀・;)」</h3>
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b><u>いくつか記事をあたりましたが批判的な意見が多いですね。</u></b></span>ぺぇさんも、DAMP症候群って、もうちょっとメジャーなものだと思っていました。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><span style="color: #b45f06;"><b><span style="color: #b45f06;">DAMP症候群を積極的に紹介する記事を書くつもりだったのに</span>・・・</b></span><span style="color: #b45f06;"><b>これは問題点を指摘する記事<span style="color: #b45f06;">になりそうですwww</span></b></span></span><br />
<span style="color: blue;"><b><br /></b></span>
<span style="color: blue;"><b><u>やっぱり日本に入ってくる&流れている情報だけで判断してはいけませんね</u>(;・∀・)</b></span><br />
<br />
試しに英語のwikipediaを見てみると(もちろん信憑性の問題はあることは承知ですよ)、批判的な文章が続いています。(日本版wikipediaにはありません)<br />
<br />
<b>ぺぇさんが見たいくつかの記事が、たまたま批判的なものに偏っていたのかもしれません。もし、「違う」などあれば教えてほしいです(;´Д`)</b><br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ぺぇさんが見つけたものを整理すると・・・・</span></h3>
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">問題点その①</b><br />
DAMPってギルバーグの研究所が中心であること。(というかスカンジナビア地域以外では、あんまり受け入れられていないみたい?)<br />
(他の研究者・研究フループの知見があまりない。研究所メンバーから、もしくはギルバーグ氏の連名のものが大半)<br />
<br />
<span style="background-color: #fff2cc;"><b>問題点その②</b></span><br />
圧倒的にADHDの論文が多く、DAMPの論文がごくわずかである。<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b>
<b style="background-color: #fff2cc;">問題点その③</b><br />
DAMPについての概念が曖昧であること<br />
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b>
<b style="background-color: #fff2cc;">問題点その④</b><br />
DAMPとして確立するには、他のADHDとDCDとの特異性は何なのか?<br />
・「ADHDとDCDを併せ有する子ども」と「DAMPの子ども」の違い<br />
・また「ADHD」と「DAMP」、「DCD」と「DAMP」の違い<br />
<b style="background-color: #fff2cc;"><br /></b>
<b style="background-color: #fff2cc;">問題点その⑤</b><br />
ADHDの診断、DCDの診断が確立しているのだから、両方を満たす子どもはDAMPの診断を行うのではなく、それぞれの診断基準を使うべきである。(治療的アプローチもそれぞれの知見から)<br />
<br />
<b style="background-color: #fff2cc;">問題点⑥</b><br />
というか、DAMPって「ADHD」でしょ?<br />
(概念の違いが曖昧であることと、主となっているのがADHDという指摘)<br />
<br />
・・・う〜ん。<br />
なかなかの問題点です。特に③&④&⑤…(・∀・;)…ごもっとも!!<br />
<br />
たしかに「自閉症スペクトラムとADHD」を併せ有する場合、何か特別な診断名があるかといわれると<b>「ない」</b>し、「ADHD」と「LD」を併せ有する場合も特に<b>「ない」</b>…<br />
<br />
<b>・・・そう考えると「DAMP症候群」って違和感がありますね(;・∀・)</b><br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>ぺぇさんが今回勉強したかぎりでは「DAMP症候群」と呼ぶ必要性が全く分かりませんでした(´・∀・`)ゞすみません。</b></span><br />
<br />
(DAMP症候群の予後がよくないという主張はわからなくもないですが…)<br />
<h3>
<b style="background-color: #fff2cc;">DAMP症候群に関する研究の功績</b></h3>
ただDAMP症候群の研究に関しての功績は「ADHD」と「DCD」の重なりを示したことにあると思います。<br />
ADHDもしくはDCDの診断がでた子どもの半数くらいがDAMP症候群であったということ、さらに重度のDAMPの子どもの3分の2は自閉症であったということ。<br />
<br />
こうしたDCDとの関連を提示したことが貴重な研究となっているのではないかと思います。現在において、DCDと自閉症スペクトラム、DCDとADHDの関連も注目が高まっていますから、これからの研究に期待しています(。・ω・)ノ<br />
<br />
また勉強して何か分かったら報告します(。・ω・)ノ<br />
<br />
<h3>
関連記事</h3>
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<h3>
参考引用文献</h3>
・Gillberg, Christopher (2003). "Deficits in attention, motor control, and <br />
perception: a brief review". Archives of Disease in Childhood. 88 (10):<br />
904–910<br />
・他、適当にあさった外国の記事いろいろぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6246606936306503264.post-5666597065948543322017-03-22T20:22:00.006+09:002018-05-16T21:48:29.854+09:00【時事ネタ】セサミストリートの新キャラ!!自閉症スペクトラムの少女「ジュリア」今日の新聞で呼んだのですが、<b>セサミストリート</b>の新キャラクター「ジュリア」が登場するようです(。・∀・。)<br />
<br />
そしてなんと!!<br />
<br />
<h3>
<span style="color: blue;">このジュリアは自閉症スペクトラムの設定だそうです。</span></h3>
(専門家の指導を受けてキャラ設定したそうです。)<br />
<br />
歌が好きな〜と書いてありましたが、どんな特徴があるのか、どのように表現されているのか、とても楽しみです。<br />
<br />
自閉症スペクトラムのキャラクターを登場させることでその理解を促すそうですね!!<br />
ねらいどおりに多くの子どもたちに知ってもらえればと思います。<br />
<br />
このようなキャラを登場させることができるのも、海外だからこそなのかな〜と感じました。<br />
<br />
・・・(。・∀・。)<br />
<br />
ちなみに新聞の記事では「自閉症」でした。ぺぇさんが勝手に「スペクトラム」を足しましたが、この辺の表現が入り混じっている日本の現状もなんとかならないものかな〜と思います。<br />
<br />
ぺぇさんの記事でも「自閉症」使ってることがあるんですけどね_(┐「ε:)_ぺぇさんhttp://www.blogger.com/profile/10860030546686259238noreply@blogger.com0