【解説】色覚特性① 〜 ぺぇさんの色覚特性が分かるまで 〜

今回の記事は直接的には発達障害と関係ありませんが、
学校の先生にはぜひ知っておいてほしい「色覚特性」についてです。
(ちょっと特別支援教育に通じるものがあります)

ぺぇさんには色覚特性があります(。・ω・)ノ


色覚特性について

色覚特性とは…

一般的には「色弱」や「色覚異常」、「色盲」という呼び方の方が、まだまだ浸透しているかもしれませんね(ー_ー;)

いわゆる、特定の色の区別がつかなかったり、区別がつきにくかったりするものです。
色を感じる細胞である「錐体」の、どの系統に影響が出るかで、症状のタイプが分かれます。

ぺぇさんの色覚特性は「2型」と呼ばれる、「赤と緑」の区別がつきにくいタイプです
(。・ω・)ノ 

※ちなみに色盲という表現は、「モノクロ」に見えているという誤解を与えるため、現在では使用されなくなっています。

先天性と後天性

遺伝的要因(先天性)のある色覚特性と、眼科的な疾患(後天性)のものがありますが、色覚特性と呼ぶ場合は、先天性の方を表している場合が多いように思います。


ぺぇさんの色覚特性

同じ「2型」でも人によって、見え方が違います。ぺぇさんの場合は「日常生活に困らない程度」です。

「赤と緑が区別がつきにくい」そうなんですが、

・・・生まれてこのかた、ずっとこの見え方で過ごしているので、

「人と見え方が違う」という感覚にずっと気づきませんでした(ー_ー;)
(「困っているんだろうけど、その自覚がない」という表現がよいのか…)

そもそも、なぜ色覚特性が発覚したかというと、2つの出来事があります。


1つは、妻との会話の中で「色」の感覚がちょっと行き違うというか、指摘されることが時々ありました。妻より「◯◯色というよりは□□色じゃない?」という具合ですね〜。
これが土台にありました。

もう1つはたまたま見つけたネットの記事ですね。
丸の中に数字が書いてあって、色覚特性のある人は違う数字に見えるというものです。
ばっちり、妻と僕とでは、同じ物を見ているのに、見えている数字が違いますw
( ̄Д ̄)v 

この際だから、眼科でしらべてもらって、ハッキリしようと思ったのが受診のきっかけでした。(趣味の写真も、色味が変なら、ちょっと意識しなくちゃ(ー_ー;)というのが本音ですw)

バッチリ「色覚特性」の診断が出て、それからというもの、自分が料理する際には「お肉に火がとおっているか」を妻に確認していますw
(赤と緑に識別が弱いと、お肉の火の通り具合が分かりにくいそうです)


「・・・あれ?結婚のころってことは大人になるまで気付かなかったの?」と思われた方は鋭いです!(`・ω・´)

これが「大きな問題」というか「本題」になります。

その②の記事にする予定で、その③の記事ではカラーユニバーサルデザインと学校での支援について書こうかと思っています(。・∀・。)

ではでは、今日はこのあたりで(。・ω・)ノ 
つづく

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