みなさんはギフテッドという言葉を聞いたことはありますか?(。・∀・。)
ギフテッドの間違った理解
最近、この話題になった時にこんなやりとりを経験しました。発達検査かなんかの話しをしていて、ぺぇさんがギフテッドの話しを出したら、
知人Aさん:「いや、違うでしょwギフテッドって、発達障害のある子ども一人ひとりが持っている才能や個性のことですよ!」
いやいやいやいや、まてまてまてまて!
どっから持ってきたんですかね、その知識!!(;・∀・)
ぺぇさんが思うに、肝心な中身を知らないまま、カタカナの語感だけで専門用語を使ってる人が多いので、正しくない、本来の意味を歪曲した使い方がホントに多いなぁと思います。
この辺は日本って本当にいい加減だなと思います。
(日本語訳の時点でもっと他に良いものなかったのかと思うものも多いですね…と思うのはぺぇさんだけなんでしょうか)
ギフテッドとは
主にその定義は「秀でた知能指数」であり、そこに州によっては「群を抜いたリーダー性」であったり、「創造性」であったりが加わります。
ぺぇさんの記憶だと、「多重知能モデル」はたしか「科学的根拠が薄かった」というイメージがあるのですが、今はもう確かなものになったのかな?(ーー;)
ただ、「知能(IQ)」がやはり中心に議論されることが多いです。
「ギフテッド」と「知能検査」の関係の研究がアメリカでは盛んですが、ギフテッドの子どもは特定の下位検査項目でぶっちぎりのスコアを叩き出し、「天井効果」(コレ以上測れません)ということもあるみたいですしね。
基本的にはアメリカではWISCを使ってギフテッドの判定が行われているようですが、知能偏重への指摘もあり、複数の尺度(ギフテッド用に米で開発された「GRS」など)で補足して総合的に判断するようになってきているみたいですね。
これほど特定の能力・分野に秀でている「ギフテッド」は、興味関心が偏っていたり、コミュニケーションに課題があったり、多動であったり、集団行動が苦手だったり、能力の得意不得意、認知のアンバランスさによって生きにくさを感じていることが多いそうです。
そういう点においては発達障害や自閉症スペクトラムの方と同じ困り感と言えます。…実際、発達障害やADHDの誤診断もあるようですね。
ここで分けて考えないといけないのは「発達障害・自閉症スペクトラム児の中にもギフテッドの対象になる子どもがいること」です!!
それで登場するのが『2E教育』ですね(;・∀・)
2E教育とは
訳はいろいろですが、「二重の特別な教育」です。能力の秀でた「発達障害・自閉症の子どもたち」へ、秀でた部分と苦手な部分、両方へのアプローチです。
ギフテッドへの教育と障害のある子どもへの教育とが上手く融合した、アメリカだからこそ生まれたものですね(。・∀・。)
(日本でも少しずつ周知されてきましたが、日本ではもっとざっくり広い意味で使われることが多いような気がします。『才能』は置いといて、特別支援教育を必要とする子どもの、得意な面・苦手な面、両方に〜という感じですね。)
まとめ
②ギフテッドにも支援が必要という認識が日本でも広がることには、ぺぇさんも大賛成です(。・∀・。)
ギフテッドの方は学校で困っていると思います。そこに日本でももっとスポットを当ててほしいです。
ギフテッドの正しい理解が広がれば良いなと思います(。・∀・。)
…実はギフテッドに関してもう一つ記事を書く予定です。また後日(。・ω・)ノ
↓リンクからどうぞm(_ _)m
・【ぺぇさんの主張】ギフテッドと発達障害〜誤った理解と誤用〜
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